MOON PHASE 雑記

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「WHITE ALBUM 2」第5話

†ここが、あの女のハウスね…。
懐かしのFlashネタが原作で公式認知され、ついにTVアニメにまで進出(笑)。そして、宮崎先生:宮崎吐夢という徹底ぶりに草不可避。視聴者層の中で、もうこの元ネタ知らない世代も多いよね、きっと。前回、お泊まりセットに不信感を抱いて、『二人が仲良くしてることに嫉妬して、拗ねてるだけの痛い女の子』そのものになった、雪菜さんのめんどくさい可愛さに振り回されて、恋人でもないのにずっと一緒にいるとか約束しちゃう春希さんの軽率ぶり。まあ、恋愛物の主人公はこれぐらいじゃないと三角関係が拗れたりしないが。雪菜さんのめんどくささの根幹は、中学時代のトラウマに起因する『仲間はずれが一番怖い、すれ違いが一番辛い』であることが暴露されたわけだけど、これを嫌がるが上の行動が、ことごとく裏目に出てるんだよなあ。むしろ、自らハブられて欲しいとしてるようにしか…。一方、かずささんは教師に叫き散らして引き籠もりというお子様態度を取っていた。それほど大事な物がなんなのかは、春希さんのノートに書き綴られていた『届かない恋』に曲を付けてるってのが割とバレバレ感。今回は雪菜のご機嫌取りして、次回は弱ったかずさに付け入る春希さんの大活躍っぷりに期待。

「ガリレイドンナ」第4話

やっぱりアンナさんも胡散臭かったな。そして、株の爆下げが止まらない次女の良いところを見せてデレさせるために、ご都合主義すぎる話だった。まあ、扱いのめんどくさい次女を何とかするためには、チートな星月を弱らせるしかなかったんだろうけど、さすがに、ぽっと出の元技術者ホームレスが、超医療技術を持ってるわ、ガリレオテゾロの手掛かりも持ってるわ、やりすぎ感があるなあ。そもそも、どんなに凄い医療メカがあっても、5階の高さから頭から落ちたら脳挫傷、複雑骨折、内臓破裂で即死レベルじゃね?外傷無しはいくら何でも…。せめて、“こんなこともあろうかと”的な防御策を仕込んでたという設定があればまだ納得もいくんだが。とりあえず、オドオドしてる星月ではなく、このまま武闘派で運動神経の良い神月がガリレオ号や他メカの操縦役に定着するのかな?ところで、逃亡時に『お宝』を手放して下着の替えを失ったのは、本編中でも裸オーバーオールする伏線だと信じたい(笑)。

「WHITE ALBUM 2」第4話

みんなの前で髪に触れたりして、露骨に外堀から埋めにかかっている雪菜さんと、お泊まり練習で一気に距離が近付いたかずささん。早くもヒロイン戦争の様相を呈してきましたが、アニメ版は演出のせいか、春希とかずさが既に両想いな空気が漂ってるからなあ。かずさが春希を電車から引っ張り出すところから始まり、仕草や目線がいちいち意味ありげすぎる。ジト目は素晴らしいものです(笑)。特に春希は、内面も外見もかずさしか見てない感じ。雪菜に対してはまだ、学園アイドルという偶像に接してる距離感だし。そんなんだから、早くも武也に勘付かれるわけで。一方で、他人の家のトラベルセットの歯ブラシを見ただけで勘付くあたりが、さすが雪菜さん。かずさは一人暮らしのはずだし、2人とも眠そうだし、春希の腕の上達具合に妙に自信ありげだし、そして極め付けは、冬馬家初訪問のはずなのに色々と迂闊な春希の言動。これだけ揃っていれば、鋭い雪菜さんを誤魔化すのは無理だわ。

「ガリレイドンナ」第3話

俺色に染めてやるよ、で、白くてネバネバしたとりもち弾攻撃は狙いすぎじゃないんですかねえ(笑)?神月は星月の才能に嫉妬してるのか、どうやらコンプレックスを抱えてるようで、敵に狙われてるにも関わらず、内輪に爆弾抱えてる厄介な状況になったなあ。シャワーシーンや着替えシーンを何度も披露してくれて眼福…それも、OP/EDでお色気方面でもオーラを放ってる星月への対抗意識からサービス要員になってしまったんだろうか(笑)。彼氏持ち(もしくは片想い?)だったり、思考が常識的で現実主義だったりと、SFな世界観の中に放り込むと、逆に空気の読めないキャラになってしまうのは仕方ないけど、ノリノリな長女と、チートな三女の間でバランサーの役割を与えられてるということかな?存在意義はそうだとしても、さすがに超ツンデレなのか、ガチでめんどくさいだけなのかハッキリしてくれないと、視聴者側はストレスが溜まるわ、話の本筋進行を疎外するわで困り物。まあ、このバラバラの三姉妹が心と力を合わせて乗り越えるというのが、お宝探しとは別のもう一つのテーマになってるようだしね。ガリレオトリビア:子供のころ音楽を勉強していた。次女の苦悩は解決してないけれど、ようやく次回から『ガリレオテゾロ』探しの冒険活劇が本格的に始まる予感。道しるべがラブレターっぽい時点で、ガリレオの宝物=恋という感情を教えてくれた女性に贈った曲そのもののような気がするけど…。

「WHITE ALBUM 2」第3話

†不倶戴天の敵か、生涯の大親友くらいにしかなれそうにない。
原作完クリ後にここの会話を聞くと泣けてくるな…。雪菜オンリーで通すのかと思っていたOPに、かずさのカット追加されてた。さすがにEDは『closing』じゃなくなったか。春希さんが語るかずさとの馴れ初めと、やたら詳しく春希さんのことを理解している、かずさの春希さんマニアっぷりに、既に2人が両想いすぎて辛い。雪菜さんが、この2人の間に割って入るのは相当な覚悟がいると思うわけで。まあ、そんなことぐらいでへこたれないのが雪菜さんですが。むしろ、狡猾さが見え隠れしていて、かずさを心変わりさせたのも、してやったりな感じ。ただ、今回は駆け足だったせいで、あれほど頑なだったかずさが、急に雪菜さんのお宅訪問を受け入れた経緯が分かり難かったわ。しかし、ヒロインにウザい、趣味悪いと言われまくる主人公も珍しい(笑)。そういえば、学園ヒロインの雪菜よりも、黒髪スレンダーなかずさの方がプロポーション良いのは、キャラ付け的には意外だったんだよね。原作攻略時、立ち絵やイベントCGのクオリティばらつきがあって、終盤Hシーンで、かずさにパイズリされるまで勘違いしてたのは秘密。

「ガリレイドンナ」第2話

お前…消えるのか?桑島ママン、もうフラグ回収してしまうん?結局、あの金魚は召されてしまったの?圧倒的裸オーバーオールこと天才発明三女ほっちーのビックリドッキリ金魚メカ無双で、姉妹の大ピンチを切り抜ける話。日本に行きたかったと言う目的のために、設計図を解読してあんなメカを作ってしまうのは、さすがにやり過ぎのような(笑)。空賊対策で武装してたり、親にも気付かれず資金と資材調達してたり、もう星月だけいれば十分状態。お姉ちゃん2人足手まといにしかならないだろ。百歩譲って武闘派の次女は役立つかもしれないけど、警察すら信用出来ない世界観の中で、法律かじった程度の長女が役に立つ未来が見えないよ…。空賊ボスとの漫才要員?姉からもあまり信頼されてない臆病な星月が、“ガリレオマニア”のアンナとの出会いをきっかけに決心するのは良いとしても、さすがに、急遽引っ越してきたわけでも、ガリレオの子孫であることを隠していたわけでもないフェラーリ一家が、突然、ママンの会社社長やら、息子やら、警察やら、空賊やら、周り中敵だらけで狙われ始めるのは展開に無理がありすぎる。まさか、ジェットコースタームービー的な勢いを演出する為だけの設定って事は無いよね?もしかして、彼らが共通して通じている裏社会か何かで、ガリレオの宝物『ガリレオテゾロ』の存在や価値を裏付ける情報が流れたってコトかなあ?それにしても、1話以上にエロピンチを想起させるシチュエーションやセリフ満載だったな。某にょげーアニメみたいに、TVアニメ終了後に梅津監督自ら手掛けるエロアニメ化に期待して胸躍るぜ!無理だろうけど…

「WHITE ALBUM 2」第2話

OPテーマが「届かない恋 '13」で、EDテーマが「closing'13」とか、確実に原作信者の精神力を削りに来てるな…。これで、1話アバンで流れた空港シーンにたどり着いた時、あの曲が流れたら胃がどうにかなっちゃうわ。それにしても、OP映像は雪菜オンリー、ED映像はかずさオンリーで、そこまで対比させるかって感じだ。本編は、1話に続いて、実は打算的で女子力が高く、正真正銘学園アイドルだった“光”の雪菜を魅力的に描きながらも、理屈屋のくせに直情的な春希の興味を掻き立てる『ピアノの君』の正体が、実はクラスメイトのお隣さん、扱いにくいキャラな“陰”のかずさだったのだと判明する話。1話から2話の最後まで徹底的に画面からフェードアウトさせて表情を隠し通していた演出意図が報われる瞬間だけに、雪菜の屋上シーンと双璧な印象深さがあるな。柔道の帯巻いて、落下しそうな所を女子の腕力に救われるという、些かシュールでフィクションが過ぎるシーンではあるけど(笑)。ヒトカラの所、雪菜に『悪女』を歌わせ、緒方理奈が映り、再び、森川由綺の『WHITE ALBUM』を雪菜が歌うという流れに含みがありすぎて、思わず変な笑いが出たよ。