MOON PHASE 雑記

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「ゾイドジェネシス」第50話

今までの全てを出し切るかのような、渾身のゾイドバトル。正に激闘の最終回だった。ルージのピンチをソウタが救い、ソウタのピンチをフェルミが救い、フェルミが撃墜されて涙を流すソウタ。トリックスターとして後半の物語を動かし続けたフェルミは、ジーンと共に罪を償う役を負わされたか。神の雷を潰し、ティラノのゾイドコアを露出させるという、もう1人の主人公に相応しい活躍を見せるザイリンさん。コトナのピンチに吼えて封印を開放するガラガ。躊躇せず僕ごと斬れと叫ぶロン。最後の最後で颯爽と登場するラ・カン。1年間通して築き上げてきた人間関係を巧く使い、二転三転する戦況が凄かった。ルージの盾になるミィと涙を流すルージのシーンで目頭が熱く…。生と死を繰り返す超再生能力を持つムラサメライガーが再びルージの願いを聞いて甦る!これぞ王道ッ!光の翼の如く飛び立ちバイオティラノを討ち貫く!無印ゾイドで、ブレードライガーがデスザウラーを貫いたシーンを模してるんだろうなあ。最後は、再生能力を持つムラサメライガーを融合させることでジェネレーターを復活させたって事かな?エピローグが無かったのは不満だけど、それだけ物語の中のキャラが生きていたっていう証拠なんだと思う。まあ、無印ゾイドもエピローグは無かったしね。沼田誠也氏が参加してからの後半の盛り上がりは、とにかく素晴らしかったです。無印以来の熱いゾイドアニメを十分堪能させてもらいました。

「Canvas2 〜虹色のスケッチ〜」第24話

驚愕の大逆転、エリス朝チュンエンドかよ?!あまりに強引な展開と、あまりに悲惨な霧の扱いに別の意味で涙。2クール使って積み上げてきた人間関係は何だったのかと小一時間(ry エリスが描いた真紅の天使の絵を見て、“今まで気付いてなかった自分の本当の気持ち”に今更のように気付いた浩樹は、エリスに贈るために再び筆を握る。そして描き上げたのは、エリスの告白に対する浩樹自身の答えの意味も込めた、エリスの絵と対になる青い天使の絵だった。原作では浩樹の絵でトラウマを克服したエリス、アニメ版ではエリスの絵で吹っ切れる浩樹…と、原作とは男女逆のオチに持って行きたかったんだろうけど…。電車が動かない程の大雪なのに飛行機は欠航してなかったり、部長は大雪の道を平然とバイクで爆走したり、今一つ必要性が感じられないニアミス・ザッピング視点とか、ツッコミ所も満載。無事手術が成功して目覚めたのか、睡眠薬を飲んで自殺して天国で目覚めたのか、どちらの意味にも受け取れる朋子の思わせぶりな描写は一体何だったんだ…?病院のお兄ちゃんとか言うのは、PS2版の設定だっけ?唐突に持ち出されても何が何やら。同じエリスエンドなら、今月号で完結したコミック版の方が、原作を踏襲しつつもアレンジが上手く文句なしの良作でしたよ。

「Fate/stay night」第12話

自分の身体のことよりも、慎二を止めることが先決と新都の探索を提案する士郎。そして、前回の聖杯戦争の傷跡を残す場所で士郎の過去の話を聞き、士郎の極度な自己犠牲精神が、一人生き残った負い目から来る病んだものだと問いつめるセイバー。このやり取りで、士郎が単なる偽善者ではなく、正義の味方であろうとする至極真っ当な人格者に見えて、士郎本人にその自覚はない、実は破綻している事がわかる。これを踏まえて今までの士郎の行動を見直すと、また違った見方が出来るんじゃないかな?セイバーの膝枕を断った士郎はヘタレだなあ(笑)。何て勿体ない。そして、高層ビルでセイバーVSライダー決戦。互いに目立つ対城宝具同士の激突。エクスカリバーの発動は、絵的にもハッタリが効いていて中々の盛り上がりだった。真名を叫ばないと宝具は真の力を発揮できないという基本設定があるので、必殺技を叫ぶ少年漫画的なノリにもちゃんと意味があるんだけど。しかし、エクスカリバーアーサー王というのは簡単に結びつくと思うけど、幻想種・ペガサスを操る悪鬼で仮面を付けてると言うことだけで、ライダー=メデューサに気付くのは難しいのでは?桜は『ライダー』って呟いた?あれが別れの言葉なのか、今後の伏線なのかは判断不能