MOON PHASE 雑記

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「貧乏姉妹物語」第1話

夏新番1本目*1。設定こそ重いけど(と言うか、両親がいない、法改正で中学生でも働ける、と言う設定があるだけで、原作でもその部分にはほとんど触れないし)、基本的には貧乏姉妹イチャイチャ・ハートフルストーリー。導入部としては、原作の1話『麗しの我が家』、2話『世界にたった2人だけ』、7話『夏風』、9話『ふたりの花火』を繋げて再構成した感じ。話そのものは、これと言って変ではないし上手く纏めてるんだけど、この違和感は何だろう?ドラマCD版は聞いてないので、声優変更の影響は特に気にしてないけど、あす役の金田朋子ボイスが、あまりにイメージと違いすぎるのが一番大きいのかなあ?他にも、幽霊母親のナレーション追加とか、姉妹のテレパシーみたいな演出とか、アニメオリジナルの追加要素が、原作本来の雰囲気を壊してるように感じた。そもそも、1話平均10ページぐらいしかない原作を、30分アニメにするというのが無理があるような…。

*1:ハチクロIIは、前作を途中で見切ったので今回も最初からスルー。

「機神咆吼デモンベイン」第5話

フルメタ」の堀内修氏が作画監督だった為か、クオリティが全体的に底上げされてた。相変わらず動画は省エネモードなんだけど、止め絵は綺麗だし、お色気シーンには力を入れてるのでその点は満足。西博士とエルザが声無しコントだったのは残念。でも、酔っぱらい姫さんに女装させられる九郎、混浴露天風呂でのアルとのやり取り、そして、毒ガスにやられて九郎がアルを手籠めにしようとするシーンは良かった。アルのデレも見られたし。存在抹消を危惧していたルルイエ異本もしっかり登場したし。九郎がアルの体を弄るシーンは、R指定なのでは(笑)。シナリオに関しては、やっぱり原作未プレイだと唐突感が否めないんだろうけど、単体で見れば合格ラインはクリアしたのではないだろうか?しかし、戦闘シーンはやっぱりダメ。原作のような緊迫した海中戦をせず、陸上で棒立ちのまま倒されるダゴンって……。クトゥグァとイタクァはどうするのかと思ってたが、暴君が関与する形で何とか整合性を保ったか。でも、毎回誰かの助けを借りて、九郎自身の努力無しで都合良く進んでしまうがマズイ。

「神様家族」第7話

佐々門信芳氏一人原画回。一応作画監督補が付いてたけど、さすがだ。佐間太郎の振る舞いが序盤より人間っぽくなってきてツッコミも冴えてきたので、ギャグが素直に楽しめるようになってきたかな。最初の頃は、テンションだけが高くて空回りしてたけど。スク水姿で弁当を届ける愛ちゃんには、サービスシーンのはずなのに、なぜか笑ってしまった。一歩間違えればストリーキングだ(笑)。車椅子の少女が見る悪夢は、誘ってるのが久美子さんで、止めてるのが愛ちゃん。車椅子の少女は歩道橋の方を見てる。同じく歩道橋にいた愛ちゃんは急成長。そして、愛ちゃんそっくりの娘が写ってる写真を見て更に成長。写真に写ってる娘は人形を抱いてる。車椅子の少女は、何かの代わりと言って枕を抱いてる。愛ちゃんの背中には謎の汚れ。ここまでピースが揃えば、もう答えは分かりそう。次回解決編。

「ザ・サード 〜蒼い瞳の少女〜」第9話

大人の色気で迫るパイフウ先生の姿に赤面、激しく動揺し取り乱した火乃香が、今度はPSP用エロスーツで逆にパイフウ先生にアピール。そして、2人は先生と教え子という禁断の関係で最後の一線を越えようとしてたら、実は一部始終を覗き見してたイクスが、それ以上はさせない!と絶妙なタイミングで乱入して寸止めさせる話。…あれ?違う?

「ひぐらしのなく頃に」第13話

Aパートの途中までそんなに悪くないかと思ったけど、圭一が沙都子を助けた後、暴れ出した辺りから、笑うべきシーンではないと頭では思いつつも、ギャグにしか見えなくなってしまった。作画も演出も雑だし、特に終盤の端折りっぷりには失笑するしかない。アニメ版だけだと、自分が死ねと呪ったから死んだ、と言われても、へ?そうなの?何から何まで唐突すぎて、そこまで頭が回らないよ、意味不明、ぐらいの感想になってしまうのではなかろうか。祟殺し編祟殺し編たらしめる、大災害発生直後の村を彷徨い歩く圭一と病室インタビューを削るくらいなら、以前予想した通り、大災害自体カットした方が幾分マシだったように思える。

カミナギショック?

ゼーガペイン」のリョーコは、作品のテーマを考えて予想すると、セレブラントとしての記憶を失った状態で、リセットされた舞浜サーバで復活、シズノ→キョウ→リョーコと、シズノとキョウが同じ痛みを感じる目線になる展開が一番妥当だと思うんだけど、どうだろう?

>ゼーガのリューコ復活で、リセットされた舞浜サーバで云々ってのはないと思いますなあ。
セレブラントのデータは複製できない(少なくとも人類の技術では)ってのが大原則ですから
>リョーコが復活するとしたら肉体復活、もちろん敵としてってのではないかと。
>敵のもつ、肉体ごと造って複製する技術こそが、この作品の人類にとって唯一の希望に思えるんで。

敵になって復活ってのは安直すぎるなあと思ったのですが、肉体を伴って復活という点に着目するなら、その方が良いかもしれませんね。ただ、幻体のデータを元にして肉体を造って、そこにリョーコの才能だけを植え付けて敵の駒にするなら、キョウとの記憶を持ったリョーコのオリジナルデータは壊されてしまって、例え人類が肉体を取り戻すきっかけにはなっても、リョーコ自身に救いは無さそうな気が…。