「ゼロの使い魔」第6話
これは良いツンデレですね。まさにツンデレの理想形を見た。ようやくサイトにギーシュ戦以来の見せ場が出来て、しっかり格好良い主人公になってくれたので良し。ここでも『ガンダールヴ』のルーンが発動せずに、ヘタレ主人公一直線だったらどうしようかと思ったが、さすがに原作1巻のクライマックスだけあって、きっちり盛り上げてくれたな。ルイズがシルフィードから降りて、『破壊の杖』を振り回してる姿が愛くるしい(笑)。サイトの動きにしても、デルフリンガーや、『破壊の杖』…と言うか、ロケットランチャーを使うシーンは、映像的にもギーシュ戦の時に比べたら格段に良くなってた。そう言えば、今回サイトがやる気になったにも関わらずルーンが発動してなかったので、キュルケから貰った剣は、やっぱり装飾品扱いで武器と見なされてなかった、と言うことなんだろうね。伝説の使い魔『ガンダールヴ』の特性についてや、貴族の爵位『シュヴァリエ』などの説明は無し。サイトがロケットランチャーを扱えた理由の判明は後回しにされたか。ロケットランチャーを持った時も、ルーンが光ってたので、察しは付くだろうけど。次回は一気に話が飛んで、原作5巻の短編エピソード『魅惑の妖精』亭で、スカロン&ジェシカ登場。今回の一件で、ルイズは女王ではなく姫さま付きの女官になるんだろうか?ちなみに、第8話『タバサの秘密』、第9話『ルイズの変心』。タバサとキュルケの馴れ初め話もやるらしい。9話は、もしかして惚れ薬の話?
「N・H・Kにようこそ!」第5話
オチが酷すぎるよ!特に濃すぎる2人の顔が(笑)。今回は、佐藤君の岬ちゃんへのセクハラ羞恥プレイ、これに尽きるね。ただ、次回の山崎の彼女話を分けるために、流れ的に岬ちゃんの『佐藤君って童貞でしょ?』発言が削られてしまったのが惜しかったが。アニメ版の描写だと、佐藤君は高校時代に先輩とヤったのはガチっぽいな。原作小説版準拠?コミック版でも、一応『高校の時先輩と』みたいな発言はしてたけど曖昧。先輩のクスリネタはアリなのか。それはさておき、今まで、何となく無表情で人間味の薄かった岬ちゃんに、ようやく隙が見えて印象が変わったのは大きい。親しみが湧く。あと、出来はともかく、ここまでハッキリと意志表示してシナリオを書き上げた佐藤君は、コミック版に比べて、かなり出足好調に見える…が、長続きはしないんだろうなあ(笑)。
「おとぎ銃士 赤ずきん」第6話
ファンダヴェーレへの扉が閉じかけてる!草太を守るために、説得して草太にも来て貰うしかない!…と、おとぼけ三銃士ですら話し合いをして悩んでるのに、魔法の国行きを、特に葛藤する様子もなく即決する草太。いや待てそれはおかしい。もう少し考えようよ、りんごの事とか。植物以外に関して妙に無感情的に見えるのは、草太の地の性格なのか、それとも、エルデの鍵の能力が影響して達観したキャラになってるの?りんごが友達に煽られて作り直した肉じゃがを持って行ったら、既に家はもぬけの殻で、そこにはビデオレターだけが、と言う流れはちょっときた。その後、簡単にケータイが繋がってしまうのが、現代を舞台にするとどうしても起こってしまう弊害だなー。その要素を排除するために、時代設定を昭和58年とかにすると、別の惨劇が起こりそうですが。2度の失敗で早くもヘンゼルにいらない子認定されたグレーテルが、りんごをさらった所で幕。今後のりんごの処遇が気になる所。数話先のあらすじを読んだ限り、りんごの存在が全く感じられないんだよなあ。次回助けてそのまま留守番か、救出失敗してグレーテルに連れていかれるのか。
「となグラ!」第5話
好きな女の子に気にして欲しくてイタズラしちゃう男の子と、好きな男の子の前では素直になれない女の子。実は、香月が大事に持ってる写真の頃の心のまま、体だけ高校生になってしまった2人が織り成す、恋愛ステップアップコメディなんだよな、これ。友達が自分の知らない話題で盛り上がっていて、自分が疎外感を味わう切なさは良くわかる…。一般的にリアルツンデレと付き合うのは難しいと言われるけど、それにしても、香月の怒り方は極端なので、エロ以外の一面を見せ始めた勇治が少し哀れだなあと思う。