MOON PHASE 雑記

ニュースサイトMOON PHASEのブログ

「true tears」第4話

木の実を頬張る乃絵を不細工と宣った眞一郎は今すぐ猛省すべき。自分が好き“かも”しれない女の子に、別の男のことを好きになった経緯をわざわざ聞かされるとか、どんな拷問だそれは。愛子の言葉を真に受けて、勝手に期待した眞一郎にも非はあるのかもしれないけど、その態度で眞一郎がどれだけ傷付くことになるのか、頭の回る比呂美が気付いてないとは思えないんだが。わかっていても押さえられない嫉妬心から比呂美のことを皮肉って、自室で一人苦しむ眞一郎。眞一郎に、要約すると“自分が気になってる男に近づくために人を踏み台にするズルイ女”と指摘されて、泣きそうになってる比呂美の目を見て、あの女にそっくりだと悪態をつく眞一郎ママン。比呂美の母親の顔が切り取られてる次回予告の写真と併せて考えると、比呂美ママンと眞一郎ママンも、昔同じようなやり方で男を騙し取った過去がある?そして、それを比呂美も知ってるのだとしたら。でも、相変わらず異母兄妹を匂わしてる部分もあるし、もっと何かを隠すミスリードと言う可能性もあるな…。眞一郎の事を気遣って買い物に誘う愛子。やっぱり、愛子と三代吉を付き合うように仕立てたのは眞一郎らしいけど、どんな事をしたのか具体的なことは語られないのか?何となく、眞一郎が自分を恋愛対象として見てないことに気付いた愛子が思いを秘めたまま身を引いた結果っぽいけどね。自分のことを代弁する眞一郎への慰めの言葉や、交差点でのやり取りを見てると、このまま吹っ切って三代吉と本気で付き合う気に?それとも爆弾が破裂してしまう?乃絵が涙を失う原因となる過去があっさりと判明。アニメとは別物の原作のキャラたちはファンタジーな設定だったのかは知らないけど、乃絵の場合はトラウマ系だったのか。よくありがちな、“今はまだ教えられない”的な理由で引っ張らなかったのは良い。前回おんぶした時に乃絵が妙に軽いと言ってたこと、乃絵兄がヘルメットのヒモの弛みを気にしていたこと、乃絵兄が眞一郎に乃絵と付き合ってくれと頼んだこと。乃絵は涙を流せなくなった事をきっかけに何らかの病気にかかってしまっていて、日に日に痩せてるっぽい?乃絵が長く生きられないことを知ってるから、兄は眞一郎にお願いした??眞一郎のポエムに出てきた羽を生やした乃絵の姿もあって、乃絵がだんだん「AIR」の観鈴っぽく思えてきた。乃絵の事を聞いて、恋人とかじゃなくても比呂美の事を笑わせることは出来ると、ほんの少しだけ前向きに考えられるようになった眞一郎は、次回、愛子と三代吉の時のように、比呂美と乃絵兄の仲を取り持とうとしてまたしても地雷を踏んでしまうようだ。眞一郎が比呂美や愛子のために良かれと思ってしたことは全て裏目に出て、そのことが逆に乃絵との仲の進展に繋がっていく構図は(眞一郎にはご愁傷様としか言いようがないが)面白いね。

「シゴフミ」第4話

女子テニス部の百合カップルの片割れに、離婚した母親からのシゴフミが届く。4話目でようやく温めの話が来たなあ。てっきり、百合カップルの1人が死んでシゴフミが届くような重い話かと思ってたのに。相変わらず、シゴフミを読ませるための展開が強引すぎるのは気になるけど。ベッドの上で乱れた後の気怠さで注意力散漫だったところで火災発生とかどんだけ。結局、母親のことを恨んでしまうぐらい好きだったから、自分が捨てられてしまったと言う思い込みが激しくなってしまったんだな。だから、母親似のテニス部部長を好きになって、その部長からどんな人かと聞かれたら、“いじわる”と応えてたわけか。マリア像の涙に見立てた演出を見るに、雨を降らせたのは編に勘ぐる必要はなく、母の愛だと思って良いんだろう。しかし、そんな本筋よりも、今回はどちらかというとフミカサイドの方が濃かった。フミカが出張して管轄外の地域に出たので、チアキと言う別の配達人が登場。三河きらめきはペンネームで、本名は三河フミカ?シゴフミ配達人は死者がなるから成長しないはずなのに、フミカは成長しているという。あの刑事の驚きからして、やっぱりフミカは父親殺しの犯人で、なぜか今は昏睡中で、あの病院も警察病院か?