MOON PHASE 雑記

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らき☆すたOVAは今夏発売予定だそうで。「CLANNAD 〜AFTER STORY〜」より先でしたか。

スレイヤーズREVOLUTION」は、7月よりテレビ東京系深夜枠にて放送開始予定。ガウリイの光の剣の代わりを探す旅から始まる、原作第2部をベースにしたオリジナルストーリーなのは確定の模様。でも、ルークとミリーナが登場するかどうかは不明。シルフィールとフィルさんの登場は確定。あと、謎のマスコットキャラ・ポコタってなんだよ(笑)。

エルフ「媚肉の香り〜ネトリネトラレヤリヤラレ〜」

タイトルでかなり損をしてる作品だと思う。最後までプレイして、タイトルに込められたメッセージが香織視点で物語を見た場合の【香織の生きざま】を指し示したものであると気付いた時は溜飲が下がる思いでしたが、自分もプレイ前は、鬼畜系のヤリゲーだろうと言う先入観を持ってましたからね。実際は《キャラデザ的に昨今のいわゆる萌えゲーユーザー層へのアピール力が弱いのが勿体ないと感じるほど》河原崎家とか野々村病院とかエルフ全盛期を彷彿とさせる良質のサスペンスドラマでした。本当にキツイのは、ヒロイン総輪姦主人公死亡の全員バッドエンド1本ぐらいで、他にタイトルから想起するようなシーンは片手で数えられるほどしかありません。そっちに期待してた人だとガッカリするかも。シナリオは基本的に1本道、本当のハッピーエンドは沙耶エンドのみ、乙葉エンドはハッピーと言うよりノーマルエンドに近く、香織エンドは主人公が真相を知らないままなので“ある意味”ハッピーエンド、由紀エンドは物語の舞台から途中退場して国内旅行してるバッドエンド扱いのみ。沙耶を好きになれるかどうかが作品を楽しむ為の核になってしまうんですが、個人的には無問題。沙耶が良い女すぎて惚れる。沙耶の性格は何と言ったら的確なんだろう?うーん、スーパーツンデレ?沙耶が主人公を拒絶してる言葉のほとんどは思ってる事の裏返しであって、何だかんだで主人公の言うことは聞くわ、嫉妬心を逆撫でしそうなこと(ペアの湯飲みの件とか)は先回りして答えるわ、主人公以外の男とは鳥肌が立って吐き気がしてキスすら出来ないわ、主人公以外の男に肌を晒したくないからプールの付き添いでも水着姿をタオルで全身隠してるわ、…等々、沙耶の本心を知った上で、最初からプレイし直すと、沙耶の態度の全てが可愛く見えるから困る(笑)。SEXシーンでこれほど考えさせられるエロゲーも珍しい。最中のセリフにも重要なのが多いし。あと、沙耶との月下での初キスシーンは文句なしに名シーン。ゲームが終わった後に欲しくなる!?沙耶さんフィギュアの煽り文句は正しかった。松太郎は由紀のミニスカ姿に欲情して強要するとか変態な部分はあるけど、基本的には単なる神経質堅物オヤジだったので、沙耶エンドで唯一助からなかったのが少し哀れだ。一番不憫だったヒロインは由紀かな?『媚肉の香織』ルートで、香織に唆されて由紀が望んだささやかな幸せでさえ、結果的には香織の策略にハマった形で松太郎を殺してしまう乙葉ルートでも、服役中の拓也に献身的に尽くして、出所した後に結ばれる役は、由紀ではなく乙葉に奪われてるわけだし。そう考えると、後味が良いとは言い切れない乙葉ルートが持つ意味も重い。『媚肉の香織』ルートで、あれほど用意周到に計画を練っていたのに、沙耶を眼中に入れてない香織の行動は滑稽に映ったなあ。邪悪ヒロイン香織さんは、くっつかない限り、ハーレム作品にありがちな、自分が一番じゃないと許せない高飛車お嬢様キャラだと思った。くっついたら、骨までしゃぶり尽くされた後で毒盛られて殺されるけどな(笑)。少なくとも、まだエルフは死んでなかった、と思わせるだけの力は持ってる作品だったんじゃないかな?

> >キャラデザ的に昨今のいわゆる萌えゲーユーザー層へのアピール力が弱い
> そんなアピールいりません。
> エルフが凋落したのは時代の流れを読めずに棲み分けが出来なかったからで。
> こういうアピールがいるとか勘違いしてると確実に消えるでしょうね。消したいのなら別に構いませんが(笑)

リアル風のキャラデザと手に取りにくいタイトルは昨今の大半のエロゲーユーザー層が求めてる方向性にマッチしてるとは言い難く、せっかく出来が良いのに、話題を共有できるユーザー数が少ないのが残念なので、自分が感想に書いたのは、アピールしろと言ってるわけではなくて、例えば、このヤリゲーっぽいタイトルをもう少しマイルドなものにして、りんしん原画とかだったら、もっと売れたか話題になったんじゃないかと言う仮定の話。一度でもプレイしてしまった後では、ヒロイン達のキャラデザが萌えキャラに変わったのを想像したら確かに嫌ですけど…。

> まさかエルフ作品のレビューを見れる日が来るとは・・・。
> というかこれメインヒロイン主人公の彼女だと思って買う人が絶対出ますよねw

由紀スキーで買ってしまった人には、ご愁傷様としか。元々、自分はファンクラブ歴10年超のエルフ信者だったし、この雑記でも、3年ぐらい前に一時期「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO」の話題で持ちきりだった時がありました。未だに自分の中では、「YU-NO」がAVGの到達点だと思っていて、初攻略時の達成感を越える作品に出会ってないからなあ。にも関わらず、エルフ作品について最近言及してるのが、「下級生2」と「媚肉の香り」ぐらいなのは、それだけエルフの落ちっぷりを示してるというか。

「RD 潜脳調査室」第5話

ホロンが使用しているブランドもののメガネ『スーマラン』を気に入って、ハルの為に探し回ってようやく入手したミナモが、そのサングラスにこだわってる暴走したターミネーターもどきに追いかけ回される話。暴走したアイアンシュバルツは、メタルのアバターが実体化したわけではなく、現実と虚構の区別が付かなくなった青年がアンドロイドにアイアンシュバルツのデータを違法コピーして生まれたモノらしい。また「Mnemosyne-ムネモシュネの娘たち-」とネタが被ってるな。無関係な人々が次々に襲撃されていく凄惨な事件なのに、ミナモとの追いかけっこが妙にコメディ調で描かれていて激しくシュールなエピソードだ。不謹慎なんだけど、アイアンシュバルツが倒した相手の関節を律儀に外してるシーンもギャグみたいに見えたし(笑)。ミナモの直感回避は凄すぎだろ。最強の格闘アバターの攻めを回避するだけでなく、取られたサングラスを奪い返すなんて。まあ、1話から色々と走り回ってるし、運動能力は悪くないんだろうが。アンティーク喫茶店での友達とのやり取りは相変わらず微笑ましくて良い。コロコロ表情が変わるミナモが可愛すぎるんですが。一方、ソウタはホロンに負けたのが悔しくて大人げない行動に出そうになったものの、それをホロンのAIは男性からのお誘いと解釈したので和んでた。男性に快適さを与える体型とか、任務に差し支えない限り男性からの誘いを断らない設定のAIとか、なんだその、男性用セクサロイドとしか思えない狙ったようなスペックは(笑)。ホロンがあっさりやられたのに、ソウタが粘ったのは違和感が。ホロンとの格闘技談義がどこかに生かされてたようにも見えなかったし。メタルの格闘番組実況とリアルがシンクロしてたのは面白かったけど。ミナモはハルのサングラス姿を妄想してニヤけてるわ、ハルと楽しそうな妹を見てソウタは複雑な表情してるわ、本当に超年の差カップル方向へ進んでいくんだろうか?最後にハルが自分の昔の持ち物から出てきたと言って『スーマラン』をミナモにプレゼントしたけど、それを言葉通りに受け取って良いのか、それともミナモに似合うだろうと妄想して、こっそり例のオークションで競り落としたのか?本物じゃなくてレプリカってところが偶然にしては出来すぎだしね。