MOON PHASE 雑記

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竜美堂「魔法遣いに大切なこと 〜夏のソラ〜」背景について

> 『絵的な表現をしない』というコンセプトの下、美瑛の景色や下北沢の街並み…参考の写真はあるものの、
> 苦労しながら無駄に滅茶苦茶描いております

実在の場所の写真とアニメの背景を並べてみると、確かに、そのまま取り込んで加工したわけでは無いようだ。でも、背景一枚描くのに必要なリソースが大きすぎて、色々なアングルで捉えたり、ラスタースクロールみたいに動かしたり出来ない(不可能ではないだろうけど、時間と予算が足りなそう)ので、結果的には実写取り込み加工や3D実写風レンダリングとの差異が制作スタッフの自己満足ぐらいしかないような…。

「ひだまりスケッチ×365」第1話

ゆるゆるぐんにゃりアニメ、「ひだまりスケッチ」第二期シリーズ。原作のネタも枯渇しちゃうだろうし、どんな始まり方をするのかと思えば、時系列を遡って、ゆのの入学試験とひだまり荘での出会いから描くと言う、第1期の第1話よりも第1話らしい導入。「スレイヤーズREVOLUTION」とは違い、初めて「ひだまりスケッチ」に触れる人にも優しい作りですなあ。演出は、前衛で実験っぽい雰囲気は残ってるものの、前作に比べたら、ずっと取っつきやすい落ち着いた感じになった。電動コケシモブキャラは、男女色違いにパワーアップした…のか?ゆのにしろ、ゆの母にしろ、吉野屋先生にしろ、女の子走りの仕草のこだわりは異常。妙に可愛いんですが。オープニングの吉野屋先生プッシュっぷりは何事だろう。良いぞ、もっとやれ。『?でわっしょい』は、またまた中毒性のありそうな楽曲だ。エンディング曲は、『芽生えドライブ』の透明感には勝ててないかなあ?1話に一回ゆのの入浴シーンは健在。ヒロさんのプニプニ自虐ネタも相変わらず。あと、1話から銭湯の富士山カポーンで吹いた。スタッフ絶対意識してるだろ(笑)。提供イラストはヤス。

「ストライクウィッチーズ」第1話

パンツじゃないから恥ずかしくないもん!
作品のウリが一発でわかってしまう素敵フレーズいただきました。島田フミカネ原案キャラの飛行メカ少女企画を、コナミが作ったら「スカイガールズ」になって、角川書店が作ったら「ストライクウィッチーズ」になりました、みたいな?飛行脚+軍服+ローレグ*1と、島田フミカネテイストが損なわれてないのは「ストライクウィッチーズ」の方ですね。『ストライカーユニット』⇒『ソニックダイバー』で、『ネウロイ』⇒『ワーム』に読み替えれば、ほとんどそのまんまと言う互換性の高さなので、個人的には姉妹作品と呼びたい。まあ、ローレグカットのDVDパッケージ絵を自粛(?)して差し替えた「スカイガールズ」と違って、こちらは、アバンでパンツのようなもの●●●●●●をアップで舐めまわす戦闘シーンからして本気度の違いを見せつけてくれましたが(笑)。“ぱんつはいてない”はそれなりに定着した感があるけど、常時スカートはいてないは新しいなあ。スク水セーラー服が指定の女学校とか、考えたヤツ天才だろ。どこの桃源郷ですか。でも、普通にスカートやズボンは存在してる世界観なのに、なんであの娘たちは自分たちの姿に羞恥心を感じてないのか不思議なんだぜ?そして、さらに魔力を発揮するとケモノ耳と尻尾が生えるワケで、萌え属性の記号をここまで憶面もなく混ぜて出されては回避不可というか、むしろ清々しいな。どうしても、性的なコスチュームにばかり目が行ってしまいますが、物語は、特出した魔力の才能の持ち主である主人公の宮藤芳佳が、『ネウロイ』に唯一対抗できる『ストライクウィッチーズ』にスカウトされて、戦争をしたくない気持ちと父親のことを知りたい想いの鬩ぎ合いに答えが見つからないまま、戦渦に巻き込まれてしまう、基本に忠実な導入部。父親の写真が届いてから、親元を離れて旅立つ決心をするまでの過程がすっ飛ばされたせいで、凄く展開が早く感じた。船上生活も、あっという間に一ヶ月経過だし。TVアニメ版の基本設定はOVA版を踏襲していて、ヤマグチノボル著の小説版は異なる時代と言う位置付けらしい。美緒は生真面目で融通の利かない性格かと思ってたんだけど、ワリと気さくな姉御肌だったんだ。次回は芳佳初陣?

*1:正式にはローライズ?