MOON PHASE 雑記

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「うたわれるもの」第19話

敵キャラの中では一番のクセ者だったはずの、スオンカスの衝撃的な弱さに吹いた。秘策があるわけでも無いのに、その自信は一体どこから沸いてたのかと。思わせぶりな余裕は何だったんだよ(笑)。カルラとの過去の関係が明かされることなく、デリホウライに殴られて昇天するスオンカス哀れすぎ。今回は、『ナ・トゥンク』編で印象的なセリフ『今だけは誰よりも愛してあげる。だからこの胸でお眠りなさい。』を始め諸々削られてしまったし、いかにも端折ってます・詰め込んでます感があったな。実際の所、カルラの見せ場を作って、ハクオロとの関係を深めるために用意されてるエピソードだし、エルルゥ中心のアニメ版ではカットされても仕方がないと思っていたくらいなので、2話でこれだけ纏めてくれれば上々だろうけど。今回の戦闘描写も、特に凄かったわけではないんだけど、前回のウルトリィに続いて、今度はカミュが参戦、そして、姉妹の法術同時攻撃が見られたのは良かった。ユズハが付いていった理由は、オボロの風呂ネタをやらせるためだったんだな(笑)。次回からは、いよいよ『クンネカムン』編に突入。サクヤ、ヒエン、ハウエンクア、カンホルダリ登場。そして超兵器『アヴ・カムゥ』の投入によりロボットアニメ化するクーヤの初陣。20話近くも使って築いてきた、“戦乱の異世界ファンタジー”と言う世界観が根柢から覆り始める終盤戦。ここから先は、1話1話の情報量・密度が今まで以上に濃くなるだろうから楽しみだ。