MOON PHASE 雑記

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「ゼロの使い魔」第13話

オープニングに効果音が加わってた。しかし、安っぽくなっただけで微妙。最終回で描かなければならない事をたくさん残してたので、尻すぼみになりそうだとは思ってたけど、やっぱり、それぞれのシーンが盛り上がりに欠けてしまった印象。原作でも戦争ゴッコの領域を出てなかったが、それよりも戦争のスケールがダウンしてしまって、ゼロ戦の活躍と虚無の魔法が炸裂した時のカタルシスも今一つ。『始祖の祈祷書』と『水のルビー』無しで、どうやってルイズが虚無に目覚めるのかと思ってたら、ガンダールヴの紋章から呪文を読み取ったというのは悪くない。ただ、ルイズの目が虚ろで呪文の詠唱も無しだったのは面白くないなあ。ルイズが自分の力を認識して解き放った方が燃えるのに。あと、虚無の秘宝関係を全てスルーしたので、原作準拠の続編の可能性はほぼ消えたかな…。それにしても、ワルドとフーケの雑魚化は、もはやギャグ(笑)。それに、クロムウェルにトドメを刺したのがギーシュだったのにも吹いた。あと、アンリエッタのエロ鎧。なるほど、姫様自らあの格好をする事で、兵士達の士気を高めてたわけだ(笑)。最後の、ルイズの方からキス→使い魔をクビにしてたから『再契約』→犬〜!!の下りは、キスから始まる「0%」ラブコメディ、と言うキャッチコピーに相応しい綺麗なオチだったんじゃないかと。シリーズ通して、絶賛しても良い回と、明らかに出来の悪い回の落差がありすぎて、決して安定した作品とは言えなかったけど、ルイズのツンデレのみに限って言えば、1クールで十分魅力的に描いてくれたのではないかと思う。良いツンデレでした。

さて、原作9巻も読了してるので、そっちの感想も後で書くつもり。