MOON PHASE 雑記

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「ゼロの使い魔」第9巻

今回は、原作ファンの間でも極端に賛否両論別れそうな展開だったな。ポイントとしては、超デレ化して独占欲丸出しのルイズ、ティファニアとお別れ、シュヴァリエの称号を得て貴族になったサイト、サイト争奪戦にアンリエッタ本格参戦、コルベール先生大復活、か。東の地に旅立つお膳立てがようやく整い、同時にタバサの問題が解決間近と言ったところ。最初の方のルイズとサイトのピロートークは、何だか凄いことに。もう次巻辺りで最後の一線超えそうだぞ。タバサの涙と、サイトに命を捧げると誓わせたのは、心を閉ざしてるタバサの性格からして、ちょっと性急だったような気も。あと、アンリエッタは、サイト以上にルイズの心に気付かない鈍感、本当に純真無垢なお姫様として描かれてるので、見方によっては腹黒キャラになってしまうわけだ。シエスタは半分お色気ギャグ要員だし、ティファニアはまだサイトを恋愛対象として意識するに至ってないから、ルイズの一番のライバルはアンリエッタになりそう。コルベール先生は格好良すぎだろ(笑)。だがそれが良い。虚無の担い手が4人揃うのと東方の件は、物語そのものの終局まで残すだろうから、ジョゼフとの決着はまだつかないと思うけど、タバサの母親に関しては次回で一段落するかな?