MOON PHASE 雑記

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「sola」第11話

えいえんはあるよ。ここにあるよ。あえて言いたい、これなんてONE?と。いよいよ以て、歴代久弥直樹作品のちゃんぽんのようになってきたな。以前、茉莉を一番最初に繋ぎ留めた天井の空パネルを剥がす行為は、茉莉に空を見せる約束を諦めたからか、それとも?依人が選んだのは、全てを元に戻すこと、ありのままの姿へと還ること。その答えを茉莉が聞いたことを境にして、森宮姉弟は徐々に日常から乖離し、触れ合った人達の記憶から、記録から消えていってしまう。依人だけでなく、蒼乃も写真から消えているので、依人が消えることを望んだのが引き金になっている現象というわけじゃなくて、茉莉が剛史から譲り受けた剣の力だろうか?最後の最後まで依人のために駆け回った真名との別れと、蒼乃が夜禍になってから初めての友達かもしれないこよりとの別れ。結局何も言ってくれなかった依人を忘れて尚、理由もわからず涙を流す真名と、こよりの涙は根底では同じ意味を持ってると思うんだけど、それを受ける蒼乃と依人の想いはズレてる気がする。蒼乃の信じて良いのね?と言う問いかけが切なすぎるよ。一人で残る茉莉と、剛史がいる繭子との別れのシーンの対比も綺麗だったな。次回は、茉莉と蒼乃の最後の直接対決?ここまで来ても、物語の結末がどう転ぶのか見えてこないが面白い。視聴者に想像の余地を残した終わり方になるのか、きっちり締めてくれるのか。そして、相変わらず良い意味で空気の読めてない次回予告は、似非ロリと真ロリの黒トークで笑った。もっと聞きたいな、これ。