MOON PHASE 雑記

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「ムシウタ」第2話

この原作未読者を突き放すような構成は、敷居が高すぎると思うんですが。まあ、元々の原作からして、登場人物が秘密主義ばかりで、単純なことを分かりにくく見せる作風ではあるんだけど。さすがに、初対面の女の子を拉致まがいで連れ出す大助と、知らない男の子を抵抗もせず受け入れてしまう詩歌の行動は電波に感じたな。あと、前回の大助からは想像できないほど大胆な行動をしてるのに、詩歌を連れ出してからの態度が落ち着きすぎだ。もう少し、どうしようもなく一目惚れしちゃいました感を出せば良かったのに。第1話のアバンで過去に出会ってた2人ですが、大助は“かっこう”の姿だったので詩歌は当然気付いてない。大助は欠落者が蘇るはずはないという先入観があるから、詩歌があの時の女の子だと考えてもない。にも関わらず、2人が惹かれた理由は、大助は一目惚れで良いとして、詩歌は自分の居場所を見つけるのが夢なので、自分を誘ってくれた大助に、その夢が叶うきっかけを求めたのと、精神年齢が欠落者にされた4年前の少学6年生で止まってるからだと思えば、今回の態度も何とか理解できる。大助と詩歌のデートは、「School Days」の酷いデートを見た後だと、余計に健全で微笑ましく感じるなあ(笑)。しかし、みんみんは何をやってるんだ。詩歌が“ふゆほたる”と知っていて暗躍してるっぽいが。過去回想で詩歌の事情が少しだけ見えてきたけど、今回消えたと思われた“虫”純白の蛍は次回で復活しそうだ。詩歌のリボンに意味を持たせたのは綺麗だった。アニメオリキャラの利菜の友人たちは良いね。特に盗撮娘の存在が短い学園パートを面白くしてる。