MOON PHASE 雑記

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「Mnemosyne-ムネモシュネの娘たち-」第6話

AT-X開局10周年記念作品もついに最終回。男キャラは総じて救いがないんだけど、それを差し引いても、ワリと綺麗に纏まったハッピーエンドになったので驚いた。エイポスが自分の計画に慢心した小者じゃなければ、確実にバッドエンドを迎えてただろうに。特に、不死者じゃない美汐が危険とわかっていてミミに付いて行って、燐を助けようとしてるのに、なぜかエイポスは笑ってるだけで障害とも思ってない所とか、ご都合主義っぽいし。前回、エイポスに時竺の実を取られて死んだと思っていた燐は花嫁衣装で復活。ユグドラシルとは情報の集積機関で、不死者というのは、ユグドラシルに蓄積された時竺の実を取り込んだ時点の生体情報がフィードバックされて再生してる存在らしい。だから、燐ほどになれば、時竺の実だけになっても、そこから復活可能だと。最近似たような設定のシステムで蘇生してたキャラを見た覚えがあるなあと思ったら、「夏空カナタ」の茅羽耶だ…。ユグドラシルの守人に選ばれた花嫁が、守人の白い血を得ることで、新たな守人を孕む。予想通り、前埜の実が鍵だったか。時竺の実からドロッと出てくる白い血とか、そのまんま過ぎて、もう隠喩でもなんでもないな!燐が飲むシーンなんて、ようするに、コンドームに溜まった精液を飲み干す精飲ごっくんだしさ(笑)。ミミは、グラスホッパーよりも、情報屋の最高額報酬がみんなレズる事だという方に疑問を持つべきじゃないかと。美汐が死ななかったのは一安心だったけど、サービスシーンが無かったことに血涙が…。総括。作品のウリ通り、エロスとバイオレンス、ヒロイン達のレアな嬌声にまんまと釣られた感はあるものの、地上波では出来ない放送形態と描写で、意欲的な作品ではありました。AT-Xには、CS放送の雄として今後も頑張って欲しいですね。