MOON PHASE 雑記

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「魔法遣いに大切なこと〜夏のソラ〜」第5話

広島原爆忌に合わせたのか、戦争絡みのちょっと良い話と、植物状態の妻を目覚めさせたら記憶を失っていて、そのままフォロー無しの後味の悪い話。魔法遣いは、親を見て魔法を覚える。なら、魔法を使わない親を見て育ってしまった場合はどうする?>>魔法の上手い人を見て覚えればいい。と言う結論に至り、どうやらソラから学ぶことに決めた豪太。しかし、そのソラは、魔法を失敗しそうになったり、依頼内容は満たしていても、思い通りのハッピーエンドにならない魔法の理不尽さを知って落ち込んでる。前向きになった豪太と、壁にぶち当たったソラとの対比にしたいんですね。あれぇ〜?生命に関わる魔法は禁忌とされてるとか言う設定があったような気がするんだけど勘違い?それとも、話の都合上、設定がなかったことにされてるんでしょうか?いや、今回のソラの魔法は、あくまで病気の治療とかではなくて、昏睡してる患者に、待ってる家族の思いを夢に見せてあげただけで医療行為ではないから問題ないと言う解釈かも。でも、消し炭(遺品の形見を指して消し炭って言葉が出てくるソラは大物か?)から記憶を読み取って、戦争の経験すら復元できるなら、どう考えても何でもアリだと思うんだが。同じ原理で、どんな難病を患ってる人でも、健康の時の肉体を復元してあげれば医者いらずだろう。世界から病気と怪我を根絶できるような。前回の乳ガン患者も、母乳を飲みたいではなく、乳ガンを治してと依頼しておけば良かったのに。まあ、この世界では、人命救助よりも、依頼以外の魔法を使ってはいけない規則を守る方が優先とか言い出しそうですが…。後半の下北沢音楽アニメっぷりは、ソラたちが置かれてる現状の魔法研修と全く関係なくて、監督か脚本家の趣味で入れてるだけとしか思えん。