MOON PHASE 雑記

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「鉄のラインバレル」第1話

真の力に目覚めるはずなんだ!俺が正義だから!
原作既読。チャンピオンREDにて連載中のリアルロボット系アクション漫画をTVアニメ化。いわゆる中二病設定の主人公が、ある日謎の少女と出会い、最強ロボットを手に入れて何か勘違いしちゃって、世界規模の戦いに巻き込まれていくストーリー。今回先行上映されたのは、ワールドプレミア版なので英語の字幕付き。オープニングとエンディングはありませんでした。主人公・早瀬浩一の性格を受け入れられるかどうかがまず最初の壁になるだろうなあ。力を手に入れて増長してるのは序盤だけですが、中二病設定で中学生パワーを舐めるなー!正義の味方だからだー!的なノリは変わらないし。あと、早瀬は調子に乗ってくれないと、城崎さんから“あなたは最低です!”と罵られるご褒美が貰えなくなるので困ります(笑)。原作が未完で、まだまだ謎が残されてる状態なので、アニメ化に際して当然アレンジが加わってるのですが、小さい頃にラインバレルのファクターになっていて、それに気付かず力を振るってるのではなく、矢島と理沙子に助けられて、矢島に嫉妬している状態から始まっていて、パシリの途中でラインバレルの墜落に巻き込まれます。そこで全裸で記憶を失っている城崎さんと出会い、加藤機関の攻撃から逃げる途中で、また矢島に助けられた時に、早瀬がファクター能力に覚醒、城崎さんの記憶が一部戻って、ラインバレル召喚。とりあえず、城崎さんの出番はかなり増えそうな印象。原作ではヒロインにしては存在感が希薄すぎて、インパクトがあったのが“あの”シャワーシーンぐらいしかないから、早瀬と絡んでくれるのは望むところ。あと、早瀬と城崎さんは今回出会ったばかりで、早瀬に対する城崎さんの好感度がマイナスからではないのもポイントか。次回から力を手に入れて増長しまくってる早瀬に幻滅して態度がキツつくなるんだろなあ。肝心のロボットアクション部分ですが、ビルに激突したときの衝撃や、アクションを起こすときの圧力効果などで巨大さと重量感を演出しながらも、3Dにありがちなもっさり感が少なくスピーディーだったので驚いた。早瀬がラインバレルで戦って沢渡を撤退させた後、城崎さんに既に死んでることを告げられて次回へ。監督ではないですが、「コードギアス 反逆のルルーシュ」に続き、谷口悟朗が関わっている作品だけに、凡作では終わらない予感。