MOON PHASE 雑記

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「ストライクウィッチーズ」第9話

人型のネウロイが登場。今まで何度も、大切なものを守るためなら戦えるけど、それ以外の理由では絶対に撃てないと言い張ってきた芳佳に対して、もしもネウロイが侵略者ではなくて、友好的な関係が築ける相手だったら?と提起することで、世界の根幹へと迫る話。これを倒せば終わりという明確なラスボス的な相手が不在だったので、物語としての着地点が見えてなかったのですが、これで終盤に向けての展開がハッキリしてきたかな?ネウロイサーニャの歌を真似た理由について深く追求することなく流されたのが気にはなってたんだけど、今回のネウロイも、最初から人型ではなく、芳佳の姿を模倣したようだし、ネウロイは人とコミュニケーションを取る方法を模索していて、その手段として相手を真似ることを実行してるだけなのでは?人を攻撃するのも、こちらが敵だと決め付けて先に攻撃を仕掛けてるから、それをコミュニケーションの手段と勘違いして、攻撃し返してきてるだけだったりして?ミーナ隊長に届いた軍上層部からの警告は、そんなネウロイの実態を知っていたにもかかわらず攻撃をしてしまったことで人類を危機に陥れてしまった失態を隠蔽したいから?ネウロイが人間が生み出した侵略兵器で、軍が黒幕だったりすると収拾がつかなくなりそうだしなあ。ミーナ隊長が坂本少佐に銃口を向けた理由は大方の予想通りでしたが、単なる脅し以上に、ネウロイに殺されるぐらいならいっそ自分の手で!!的な病んだ思考も孕んでたのか。ミーナ隊長は、悲しい思いをさせたくないから異性との接触を禁止したことにしろ、今回の件にしろ、実はウィッチーズの中で一番メンタル面の弱い女の子のような気がしてきた。自分の限界ぐらいわかってる坂本少佐が、芳佳の成長を見届けるために、芳佳に頼られる言葉を受けて、成すべきことを再確認するやり取りは良かった。その様子をコソコソとストーキングして聞き耳立てて嫉妬してるペリーヌは、リーネには芳佳に気があるのかと勘違いされたっぽいわ、申し込んだ決闘はネウロイの登場で水を差されるわ、散々な結果で哀れだ(笑)。お風呂シーンのおっぱい要員としてぐらいしか活躍して無くて影が薄くなってる、芳佳の正妻のはずのリーネにも、もう少し愛の手をですね。2話連続で、間違えてエイラのベッドで寝るサーニャと、今日だけだからな!と至福の時を過ごすエイラは、もう結婚した方が良いと思う(笑)。目覚めた妹の見舞いに、ストライカーユニット履いて、文字通り飛んで行こうとしたり、芳佳のことを話して妹を持ち上げたりと、姉バカっぷりを発揮するゲルトさんには、さすがとしか言いようがない。芳佳と人型ネウロイのランデヴーは、真似してるように見せかけて実は罠!?みたいな裏を読んでしまって、いつ攻撃されるんじゃないかと言うハラハラ感が尋常じゃなくて、下手なホラーより恐いシーンだった。そのせいで、芳佳がネウロイに何を感じたのか良くわからなかったなあ。坂本少佐が撃墜されて、緊迫した事態に。次回は、独断専行して命令違反を起こして処罰されるも、今回気付いたネウロイの秘密を確認するために命令違反を重ねる芳佳?坂本少佐の安否が気になってたまらん。