MOON PHASE 雑記

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「ストライクウィッチーズ」第10話

†まったく、扶桑の魔女って。
芳佳の懸命の治療で坂本少佐は一命を取り留める。芳佳は自室禁固処分となるも、自分が感じたことを信じて、命令を再び破って人型ネウロイを探しに行く。人型ネウロイに、ネウロイの巣で見せられた真実の一欠片。ようやく何かが繋がりかけたところで、謎の新兵器が強襲。そこに現れたのは、疑惑の中心人物・マロニー大将その人。芳佳だけではなく、ウィッチーズ全員拘束される事態に。坂本少佐が助かって良かった。目覚めた少佐は魔眼を失ってるように見えるけど、あれは一時的なものなのか、それとも完全に魔力を失ったのか?昏睡してた坂本少佐が、何を根拠に今回起こる事態を見越していたのかはわからないけど、ペリーヌにしかできないことと言うのは、動けない自分の代わりにウィッチーズを軍の拘束から助け出す役目?みんなとは違う行動を取って突っ走るのは主人公としてあるべき姿なんですが、芳佳はもう少し周りのことを考えて行動すべき。ネウロイが何かを伝えたいのは確かだとしても、そのネウロイに故郷を奪われた子たちにしてみれば、芳佳の言い分なんて、理屈以前に感情で許せないはず。まあ、お風呂でのやり取りで察して、芳佳は全て一人で抱える覚悟が出来たようですが。そんな芳佳に気付いて一緒について行こうとするリーネはさすが正妻。シリアスに傾倒しすぎないようにお風呂シーンを入れて頑張ってますが、湯気が濃すぎて何も見えないよ!女の子たちがじゃれ合って乳比べしてると言う素晴らしい世界がその先にあるというのに!芳佳が脱走するあたりから終盤までのダイジェストっぷりは、もう少しどうにかして欲しかったかなあ。部屋の鍵が実は簡単に外せるようにゲルトさんが細工してたとか描写があるだけでも印象が違ったと思うんだけどな。それにしても、芳佳の行動を軍上層部が察知するのが早すぎるんですが、状況から推測すると、最も芳佳の側にいて、ウィッチーズで唯一、マロニーと同じブリタニアの軍人でもあるリーネがスパイ活動を命じられている可能性が出てきてしまったので、リーネ正妻ルートに入ったと素直に喜べない…。ミーナ隊長は、芳佳の処分を坂本少佐の回復まで待ってあげたり、軍法会議にかけられたらもっと酷いことになるので、わざと威圧的に問いかけて反論の余地を無くしたりと配慮が伺える。隊長という立場柄、損な役回りになってしまって不憫だ。禁固処分の回数を競って和ませたり、嫌な空気を変える発言をしてみたりと、エーリカ、ルッキーニ、シャーリーは良い仕事してましたね。人型ネウロイに見せられた映像は断片的すぎて良くわからないけど、不慮の事故か何かで地球に墜落してしまったネウロイの核を軍が奪取して軍事利用していて、ネウロイはそれを取り返したいだけ?ウィッチーズは、敵性技術による新兵器の開発を推し進めるために、ネウロイを破壊させる道具として必要だっただけで、人造ネウロイを完成させた今、お払い箱って事か?予算削減の影響は、芳佳とリーネの手作り料理→ゲルトさんのイモ丸茹で→シャーリーのSPEM缶詰と、台所事情に如実に表れてたな(笑)。結局、ブリタニアが黒幕で、人造ネウロイ部隊ウォーロックと戦うことに?次回『空へ…』、最終回『ストライクウィッチーズ』…残り2話で全部解決するんだろうか?