MOON PHASE 雑記

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「ef - a tale of melodies.」第1話

15歳女子中学生(景の後輩で推薦とって進学前の休みなので、まだ中学生と推測)と結ばれる、26歳自称ヴァイオリニスト(仮)は有罪か否か?判断材料として、生のほうが好きだけどね、ゴムより。と言う発言も付け加えておきたい。
羨ましくなんかないんだからね!すいません、いきなり脱線しました。原作は「ef - the first tale.」「ef - the latter tale.」共にプレイ済み。「あかね色に染まる坂」がドラマチック(笑)だとするなら、こちらのキーワードは、『死』『虐待』『レイプ』『妊娠』『トラウマ』等と直球なので、まさにスイーツ(笑)になるわけですが…。今回のアニメ第2期は、原作第2部「ef - the latter tale.」で明らかになった、雨宮優子と火村夕、羽山ミズキと久瀬修一の4人の物語が描かれる模様。景と京介の物語はアニメ版では抹消確定?構成は前作と同じで、雨宮優子と火村夕のパートと、羽山ミズキと久瀬修一のパートが同時進行。ただ、優子と夕は過去の話が中心になるので時間軸は違うね。震災から復興中の音羽音羽を再現したオーストラリアの街…2つの舞台が存在していたと言う事実が、冒頭の夕のモノローグや蓮治とミズキの会話であっさり判明。これにより、景と千尋が会わずにメールのやり取りをしていた理由とか、夕と優子がお互いの存在に気付いてない理由とか、前作での疑問点がいくつか解消するんですが、原作では最終章まで引っ張っていたギミックを先に明かしてしまったのは、純粋に物語を楽しんで欲しいから、余計な情報はあえて捨てたってことかな?第1期が“始まり”の物語だったのに対して、第2期は“終わり”へと向かっていく物語なので、全体的に温度低めで暗い雰囲気。キャラの線の描き方も意図的に前作と変えてる?これでムードメーカーになってるミズキの存在がなかったら、重苦しくて堪らないだろうなあ。かつて優子が、夕のことを恨んでいたという衝撃発言から雪崩れ込むオープニング。前作と比べると、オープニングに込められてる意味がわかりやすく、原作プレイ済みだとこれを見ただけでも今後の展開が浮かんでグッとくるかも。随所に入る独特の演出も、奇を衒いすぎず、各キャラが抱えている部分を上手く描いてると思った。特に、ミズキと修一の仮面会話のシーンとかね。夕に全裸を見られても堂々としてる凪は、芸術家の感性を装った策士だな。裸を見せるのも、一人で買い物できないというのも、全て夕へのアプローチに違いない。そんな夕は、何やらトラウマを抱えていて、優子にお兄ちゃんと呼ばれるのを拒んでる。10年前にもっと夕が強ければ優子があんな目には…。ワカメ美術教師の雨宮明良の顔を見るとやり場のない怒りが沸々と。一方、ミズキは早くも男の部屋に2人っきりとか、いつ押し倒されてもおかしくないシチュエーションだ。いやまあ、原作通りなら本当にレイプ未遂されるからなあ。コスプレ衣装揃えてる修一は自重しろと言いたいところだけど、ミズキ自身がノリノリで着替えてくれてるので許そう。制服のバリエーションは、順に、絶望先生ひだまりスケッチぱにぽにでしょうか?ネコミミミズキは可愛すぎた。

ef - the latter tale. 感想