MOON PHASE 雑記

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「タユタマ-Kiss on my Deity-」第12話

ましろと再び出会える時まで、いつまででも待ち続けると誓ったゆーりしゃんは、ましろとの新婚初夜まで500年もお預けをくらってました。

裕理が退魔の霊能の力を完全に覚醒させてしまったために、化成体であるましろですら神気を吸われて衰弱、消滅しかける
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自分にできることは何だろうと考えた末、ましろとの結婚式を挙げる裕理
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願いが叶って満足したかに見えたけど、やっぱり未練があって裕理と一緒に生きていたいと泣くましろ
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綺麗なツンデレ応龍に説教されて、(八衢の先祖の意思に会った裕理は退魔の霊能の真実に辿り着く)
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2人は一つになるために生まれた、だったら…!
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(退魔の霊能の正体を知った裕理が力を制御し、その力を一度完全に分解再構築して自らを作り替える裕理)
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(自らを再構築した結果、裕理は限りなく太転依に近い存在に生まれ変わって、不老不死になっていつまでもましろと生きていけるように)
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光に包まれた2人は一つになり、(裕理の神気を貰って復活するましろ
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(2人は世界を放浪しながら、人間と太転依の共存に尽力する)
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(それから500年後、放浪の果てに2人が辿り着いたのは、)なぜか水没してしまったかつての葦原町だった

以上、()内は原作にあって、アニメ版ではばっさりカットされてしまった部分。ましろがどうなったのか、最後の水没した町にいた2人は誰?子孫?…みたいな感じに、視聴者の好きなように解釈できるように、意図的にボカしたんだろうか?アメリにしても、ビンタとキスで踏ん切りがついたように見せてたけど、結局、中学生時代にアメリが裕理を無視するようになった理由はスルーだからモヤモヤが残ってるし。光の玉に包まれた時、奇跡が起こってましろが復活するのかと思ったら、そんなことはなく再封印エンドになったのは、作品のテーマ的には良いんだけど、後味が悪いよなあ。結局ましろが消えたなら光に包まれた意味がないんだけど、ようするに、文字通り2人が一つになる≒衰弱したましろは裕理の身体の中で眠りについた、と言うことなんだろう。アメリをひたすら苛め続けて、ましろアメリと裕理の好感度を下げまくった挙げ句、肝心な部分の描写は避けて、最後は強引に原作のましろエンドに繋げただけと言う印象。美冬とゆみなは空気化して、鵺を愛でるのに全力を出したアニメ版だった。