MOON PHASE 雑記

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「神様ドォルズ」第8話

前回で鬱々と沈んだ気持ちを発散すべく、海で水着!と思いきや、ごらんのありさまだよ!詩緒の期待を踏みにじった台風許すまじ。日々乃父の知り合いがペンションを始めたというので、海に行きたい詩緒の希望に応えて、再び3人で旅行。台風で大荒れとはいえ、曰く付きの村に帰郷しただけの匡平と詩緒としては、まだ今回の方がマシなのかもしれないな。雨漏りが酷かったり、ペンションのオーナーが下敷きになったりと、せっかくの旅行が人助けに変わってしまったものの、思わぬ形で水着が役立つことに。オーナーと日々乃さんを助けて、ペンションを守ってと、玖吼理が大活躍。匡平と日々乃さんにも褒められてホクホクな詩緒でありました。後半は、匡平から過去を聞いた日々乃さんが渦中の人である阿幾と接触し、案山子に対する認識の違いと匡平に執着する理由の一端に触れる話。久羽子と阿幾のやり取りが端折られたせいで、平然と図書館にいる阿幾の行動のシュールさが際立ってるな(笑)。匡平の中にあるドス黒いもの♂を引き出したいと願う阿幾。その為にはあんたをどうにかすれば良いかもと脅される日々乃さん。匡平の力に関しては前回の過去編でも明らかになったわけではなく、第1話の冒頭であった回想の方に絡んでるわけだけれども…。原作では図書館でのエピソードの方が、ペンションのエピソードより先だったんだけど、アニメ版では順番を入れ替えてるために、人助けをする良い神様→人の醜い心を投影する破壊と殺戮の神様→人の心を移すのだとしたら良い神様か悪い神様かは操る隻次第…と、持ち上げてから、それを否定されて、さらにそれを肯定した上で前向きな考えを示すという流れになり、詩緒を主人公として見た成長物語的な側面を強調した感じになってる。まあ、ヘタレで全然活躍してないくせにラッキースケベだけは発動しまくってる匡平をプッシュするより正しい判断だ。前半で玖吼理にぐしゃっとやられてれば良かったのに(笑)。それと、思わせぶりなことを言って、肝心なことは煙に巻いてはぐらかして、上から目線で人を見下すばかりでむかつくと、案山子関係者に対して、視聴者が当初から感じていたことを日々乃さんが代弁してくれてました。そして、再びやってきた勾司朗と桐生+靄子さん。阿幾を連れ戻すのが役目なんだし当然の展開なんだろうけど、冒頭で別れたばかりなので、まるで久しぶりの感じがしないぜ(笑)。