MOON PHASE 雑記

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「英雄伝説 空の軌跡 THE ANIMATION」第1話


日本ファルコム30周年記念で、看板タイトルの一つとなった「軌跡」シリーズ「英雄伝説 空の軌跡」をアニメ化。ファルコム作品のアニメ化と言えば、「ザナドゥドラゴンスレイヤー伝説〜」「イース」あたりがあったけど、如何せん映像的には古くさいし、MMVと業務提携して出すはずだった「イースVI」のアニメ化はポシャったし、ファルコムファンとしては、久々に待望の映像化ですよ。発表当初は、媒体が不明だったのと、線の少ないのっぺりとしたキャラデザに批判が集中してた感じですが、OVA全2巻(TVアニメ4話分相当)と決まったことで、今度はたった2話でどうするんだろうと言う不安が…。で、今回の先行上映でその答えが明かになったわけですが、超圧縮のダイジェストでも、完全オリジナル展開でもなく、消えたヨシュアを探すエステルに焦点を絞った原作のエピソード抜粋タイプでした。公式サイトで公開されている冒頭ムービーにある通り、FCラストのキスシーンから始まり、ブルブラン&ストームブリンガー戦、エルモ村洞窟でのヴァルター戦をメインに描いてます。戦闘シーンの力の入れ具合は本気でやばい!!!ストームブリンガー戦は、デフォルメされてる原作ゲームの戦闘パートを、等身大で描いたらどうなるかという妄想をまさに具現化してくれた感じ。原作のクラフトをさらりと再現しつつ、キャラがお互いをフォローしながら戦ってるのが良い。キテレツ仮面ブルブランとのやり取りや、レンとの出会いがあったりして、次は人工地震事件の解決へ。エルモ村ってことで、注目はもちろん温泉シーンですよ!露天風呂で湯気スッキリ安心の透明度(笑)。残念ながらポッチはありません。でも、ファルコムキャラのお色気シーンは新鮮だな。エステルとティータのキャッキャウフフでニヤニヤ。あと、ブルブラン戦にしろ、お風呂シーンにしろ、オリビエさんが輝きすぎ(笑)。そして1話のクライマックス・ヴァルター戦で、絶体絶命のエステルを救ったヨシュアストームブリンガー戦とは違い、こちらはスピード感重視。ヨシュアとヴァルターの動きが凄すぎた。一方、ドラゴンダイブすら出せずにフルボッコされたロリコンアガットさんェ…。ピンチのヨシュアを救ったり、ティータの方が大活躍だったぞ。ちなみに、ジンやアネラスたちも出番はあったけど、人工地震発生装置の子機探索別働隊要員でセリフ無しのモブ扱い…。ラストにレーヴェが登場して次回へ続く。予告のセリフからすると、次回はグロリアスに拉致されたエステルが、レーヴェからヨシュアの過去を聞くところからっぽい。これ単体でストーリーを理解するのは無理なので、基本的に原作プレイ済み前提だと思うけど、ファンアイテムとして見るなら素晴らしい出来。