MOON PHASE 雑記

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「翠星のガルガンティア」第1話

村田和也×虚淵玄×鳴子ハナハルによるオリジナルアニメーション。人類銀河同盟とやらは宇宙で謎の敵と戦っていて、そこに所属している主人公は撤退戦の途中で時空の歪みに落ちてしまう。チェインバーの中で半年も眠っていたところを海底から回収され、目覚めてみれば、そこは言葉が通じず、文明レベルが低く、今や記録上にしか存在していないとされていた、人類発祥の星・地球でした、という話。前半こそ、人が襤褸切れのごとく死んでたけど、後半は、異文化交流ボーイミーツガール物としてのツボを押さえていて、続きが早く見たくなる良い掴みだった。むしろ、前半のドンパチをもっと省略して欲しかったぐらい。1話がこの引きなら、イベント先行配布ディスクに2話まで収録したのも納得の判断だわ。しかし、虚淵玄という名前が見える時点で、どうしてもそっち方向に舵が取られそうな予感がして構えてしまうわけで。地球の存在が消えてたのも、レドが落ちたのも、時空の歪みなどではなく、宇宙怪物の腹の中でした、とかね。でも、今回の原案は監督との連名で、ストーリーの骨格は監督が考えたものらしいので、いつもの虚淵節とは違ったものが見られることに期待。