MOON PHASE 雑記

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「喰霊-零-」第5話

喧嘩ばかりで上手くいってない(ように周囲からは見える)黄泉とノリちゃんの許嫁カップルの仲を進展させようと言う神楽の提案に便乗して、対策室長自ら指揮を取った大作戦を決行する話。全滅で驚かせて、神楽と黄泉で原作ファンの興味を惹いて、百合姉妹で釣って、今度はツンデレラブコメですか。節操がないというか、どんだけ守備範囲広いんだよ(笑)。掛け合いのテンポが絶妙で面白かった。ルパンダイブやら北斗パロやら小ネタも冴えてたけど、MVPは体張って頑張った二階堂女史で決まりでしょ。黄泉は養父を尊敬して信頼してるから、家のために結婚相手を決められてしまうことも受け入れてるんだろうけど、お約束に反して、許婚であることと関係なく、どう見ても黄泉はノリちゃんにベタ惚れですよね。あれだけ仲良くなった神楽でも、黄泉の激しすぎるツンデレ感情を察するのは難しかったようだ。化粧したりと色気付いてる黄泉は新鮮だなあ。そんな黄泉の乙女部分をクリティカルに逆撫でするノリちゃんのKYっぷりは、かなり原作のノリちゃんっぽくなってきた。いや、2話の方が時系列的に未来なので、徐々にかけ離れていくと言った方が正しいのか。いずれ致命的なまでに道を違えることが確定してるだけに、どんなに2人の仲が進展しても幸せにはなれない結末がわかってしまっているので、神楽の満面の笑みすら切なく見えるなあ。ずっとケンカできるかな?は、一生添い遂げる的な意味合いで使ったんだろうけど、まさか近い将来、本気で殺し合う仲になってしまうとは思うまい。2話で黄泉がノリちゃんのことを意気地なしと言ってたけど、結局、キスから先を黄泉の方から誘ったものの、ノリちゃんは最後の一線を越えなかったってことでしょうか?原作でも、ノリちゃんは手を出しておけば良かったとか後悔してたし。もしかして、黄泉パパから譲られた着物姿の黄泉は、悪霊化した原作の黄泉の格好と同じか?そして、オープニングにも出てる白髪の女性は、黄泉の従姉妹・諌山冥と判明。あからさまに悪役なんだが、諌山家の家督継承問題を巡って、おそらく神楽パパを巻き込むんだろう。そうでないと、黄泉が神楽を裏切ることになる理由が見えてこないので。それと、市ヶ谷の同業者ってのは、夜な夜な悪霊狩りをしてる冥のことではなく、4課のことですよね?

「ef - a tale of melodies.」第5話

日本の音羽での屋上の鍵は、みやこから京介に引き継がれた?みやこと紘、景と京介のその後の成長を見届けた優子が天使の羽を残して消えたような描写は、日本の音羽編に区切りが付いたことの示唆なのかな。そして、前回、凪がオーストラリア行きの前振りをしてたと思ったら、まさかの景も一緒に渡濠する展開に。日本組をここで絡めてくるとは。原作、アニメと付き合ってきた身からすると、ずっと叶わなかった景と千尋の抱擁シーンが見られたのは感慨深い。その代わり、千尋と蓮治のエピローグがすっ飛ばされそうなのは残念だが。ほぼ原作通りに進んでる優子編と違って、ミズキ編は原作とは大幅に変えてきたなあ。自分を追ってくるミズキを突き放つことと、それでも追いかけてくる覚悟があるかを試す手段として、原作の久瀬さんはミズキをレイプして、自分はこんなに卑劣なヤツなんだぜ〜とやらかしたワケですが、さすがにテレビアニメで再現するのは避けたってことか?優子の方は、独白だけで直接描写がないからどうとでもなるだろうけど、ミズキの場合は、そのシーンの描写を避けてそれとなく匂わすだけでは、本来伝えたいことが伝えきれなくなるからかなあ?犯されてる最中の会話のやり取りも重要だし。でも、ミズキに婚約者と別れた話をした直後なので、凪と付き合ってると言われても説得力に欠けるような…。一方、女の子の秘密が詰まったカバンを漁られて、カッとなって思わず手が出ちゃった優子さんと、言葉でどんなに否定しても、すっかり熱くなってしまってる夕くん。ワカメ義兄さんは、いちいち無意味なポージングを決めてるのも気になるけど、夕くんが見る赤い時計の悪夢と同じように過去に囚われて苦悩する姿を見せたのが、今後のことを考えると良かったかも。ワカメ義兄さんの怪しさと、優子の黒さを感じてしまうと、原作プレイ済みにも関わらず、見られたくない優子のカバンの中身は、避妊薬かバイブだと思ってしまったのは秘密。まあ、最後に取り出した布に包まれたものをワカメ義兄さんが喉元に突き付けたことと、あれがお守りだという発言、そして優子の狂気を孕んだ表情から、何となく中身が何かは推測できると思いますが。