MOON PHASE 雑記

ニュースサイトMOON PHASEのブログ

「ef - a tale of melodies.」第7話

オープニングが白黒反転し、サブタイトルにreが付いた。前回との対比と言う意味を含んでいるのは間違いないだろうけど、それだけではなく、今回を境目にして、全ての物語が巻き戻しに入ったことを示唆するものとも考えられるね。夕に告白されてから、夕を傷付けることで復讐を果たした優子は、夕の遅すぎた告白に涙を流し、お守りだったはずのナイフを手放した。全てを捨てて死を受け入たつもりになっていた久瀬さんは、ミズキの存在に追い詰められて、厚い仮面の下に隠されていた生きたい気持ちを吐露した。第2期のテーマが奇跡なんてない、終わりへと向かう定めにある以上、これから先は、その終わりから逃げずに今をどれだけ精一杯生きられるか?の物語になるはず。みなも問い詰めと言う伝説を生み出してから、すっかり問い詰めメーカーとして定着(?)しつつあるminoriですが、アニメ版でも問い詰めのバーゲンセールとは。前回の優子と、今回の久瀬さんの問い詰めは、意図的な演出だってのは分かるけど、さすがにクドく感じてしまうなあ。ミズキを拒絶して追い払う手段としても、レイプと言う強攻策に訴えた原作のインパクトには劣ってしまう。でも、1度目は凪の婚約者宣言、2度目は久瀬さんのくぱぁ問い詰めで、やっぱりアニメ版はミズキのレイプ回避か?と思わせておいて、次回ドカンと地雷仕込んでたりする可能性を捨てきれないので油断はできないぞ。それにしても、久瀬さんの問い詰めを受けて立ち去ったミズキがノーリアクションだったのは、久瀬さんにドン引きしたように見えて笑ってしまった。レイプされそうになって逃げた原作とは違って、何か考えがあって引き下がったのかもしれないけど。優子の真実を知ってしまった夕は、殺意に流されるままにワカメ義兄さんと対峙したものの、殺される覚悟も殺す覚悟も完了してる相手に対して、自分本位で甘い考えの夕では叶うはずもなく、完膚無きまでに返り討ち。それでも挫けずに、ラストの夕は殺る気満々っぽいんだが、どうするつもりだ?