MOON PHASE 雑記

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「それでも町は廻っている」第2話先行上映

TBSアニメフェスタ2010の先行上映版の感想。内容は、Aパートが原作第3話の『セクハラ裁判』で、Bパートは原作第8話の『看板娘が大人気』でした。尺稼ぎのためにアニメならではと言うことで、キャラのリアクションを派手にしたり、セリフを割り増ししたりはあるものの、かなり原作に忠実です。歩鳥が原作通り『ハリウッド』シャツ着てたし(笑)。松田巡査と歩鳥とのやりとりのギャグも、特に余計なパロディ追加したりは無し。いずれ、探偵物語風のパロとかやりそうだけどね。ちなみに、ところどころで、いわゆるシャフト演出はありましたが、第1話だけなのか、意外と自重してた感じ。リアル顔やリアル目のドアップや、実写多用などは覚えてる限りでは無かったと思う。シリーズ構成の高山カツヒコがインタビューで、“もともと原作からして時系列シャッフルしてるからどの順番でやっても問題ないのですが、テレビシリーズとして毎週見てもらう形になったとき、あのエピソードの次には、このエピソードを見るという流れが一番気持ちが良いと思ってもらえる構成にしている”と言ってるんだけど、最初ぐらいは原作通り、『至福の店 ビフォアー〜アフター』にした方が良かったんじゃないかなあ?まあ、タッツンにスポットが当たる頃に、タッツンがシーサイドのメイドになった経緯として持ってくるのかもしれないけど。懸念されてる歩鳥の声ですが、ベストとは言わないまでも、自分的には許容範囲。ギャーギャーわめいてる率が高いから、気にならなかっただけかもしれませんが(笑)。とりあえず、第1話に限って言えば、ぬるぬる動かしまくりで気合い入っていて、期待させる出来でしたが、先行上映に間に合わせるためだけに、アフレコもまだこの1本しか収録してないようで、2話以降の失速っぷりに不安が残る…。

追記. 先行上映されたのは、第2話だったらしい。