MOON PHASE 雑記

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AR・twitterを利用した『東のエデンシステム』登場!

パルコの公式通販サイト「PARCO CITY」を運営する株式会社パルコ・シティは、東のエデン製作委員会、AR三兄弟、ダイアモンドヘッド株式会社との合同プロジェクトで、2010年1月6日よりAR・twitterを利用した劇中に登場するコミュニケーションサイト「東のエデンシステム」をリアル店舗でのイベントで展開するプロジェクトを発表した。

これは、映画「東のエデン」の劇中に登場する『東のエデンシステム』(AR「拡張現実」の技術を利用した画像認識エンジンによって、カメラをかざすだけで画像を認識し、その画像への情報を書き込み、レイヤーを貼り付けることができるシステム)をリアルの世界へ導入するという新しい試みだ。

今回リリースする『東のエデンシステム』は、システム(※01/06〜稼働予定)を起動して、webカメラにキャラクターのストラップをかざすと、各キャラクターを認識してキャラクターごとのプロフィールや、twitterやケータイから書き込まれたコメントをリアルタイムに表示するというもの。

twitterもしくはケータイサイト上から、各キャラクターへ向けてコメントを入れるとリアルタイムで情報を更新。twitterのアカウントを取得済みのユーザーや携帯電話を持っているユーザーであれば、誰でも書き込みが可能となっている。

◎各キャラクターのtwitterアカウント(※01/06〜システム運用開始)
■滝沢
http://twitter.com/takizawa_eden
■咲
http://twitter.com/saki_eden
■パンツ
http://twitter.com/itazu_eden
■みっちょん
http://twitter.com/mitchon_eden

当システムのリリースにあわせて、1月6日(水)より吉祥寺パルコ6Fにて「東のエデン プレミアムショップ」をOPEN。会場では限定商品の販売のほかに、東のエデンに関する原画や設定画の展示に加え、いち早くユーザーが『東のエデンシステム』を体験することもできる。キャラクターストラップ(各840円(税込み))は吉祥寺パルコ「東のエデンプレミアムショップ」のほか、「東のエデン公式通販サイト」( http://www.parco-city.com/parco-museum)でも購入可能。

■リアルショップ
ショップ名:「東のエデン レミアムショップ」(期間中無休)
期間:2010年1月6日(水)〜1月24日(日)10:00〜21:00
場所:東京都武蔵野市吉祥寺本町1-5-1 吉祥寺パルコ 6F

■オンラインショップ
ショップ名:「東のエデン公式通販」
期間:2009年10月23日(金)OPEN
URL:http://www.parco-city.com/parco-museum

また、劇場・吉祥寺パルコで配布されるチラシにもARのマーカーが仕込まれており、『東のエデンシステム』にアクセスし、webカメラを立ち上げて、こちらのチラシのマーカーを認識させるとチラシに掲載されている場面が動画として動き出すという仕掛けも!さらに当システムのリリースを記念して、豪華キャスト出演の世界初AR舞台挨拶を開催。「東のエデン」プレミアムショップに登場する"東のエデンシステム"を、劇場の大スクリーンで楽しむことができる!

尚、舞台挨拶が開催される1月9日(土)より、『東のエデン 劇場版I The King of Eden』上映館では、『東のエデン 劇場版II Paradise Lost』予告映像も公開。こちらもお楽しみに!

■AR舞台挨拶
【日時】2010年1月9日(土)
テアトル新宿 19:30の回上映前/池袋テアトルダイヤ 19:50の回上映後
※イベント開催の為、通常より終了時間が30分程度遅くなります。ご了承ください。

【登壇ゲスト】神山健治監督、滝沢 朗役:木村良平さん、板津 豊役:檜山修之さん
【システム設計】AR三兄弟

株式会社パルコシティ(http://www.parco-city.com/mall/)
東のエデン公式ブログ(http://juiz.jp/blog/)
東のエデンシステム(http://edenoftheeast.jp/) ※01/06〜システム運用開始
(C)東のエデン製作委員会


Steins;Gate

……結局、作品の評判を知って心を惹かれてしまった時点で、「Steins;Gate」をプレイせざるを得ないように運命は収束するんだろ。
5pb.×Nitroplusタッグによる科学アドベンチャーシリーズ第2弾は、キャラクターデザインに「ブラック★ロックシューター」のhuke氏を起用し、メインライターとして5pb.林直孝氏、そして、シナリオ構成協力に「スマガ」の下倉バイオ氏が加わった想定科学AVG。忙しくて、感想を書くのがクリアから1ヶ月も遅れてしまいました…。
様々な伏線を綺麗に回収しながら、ラストでの逆転劇と言えば「Ever17」を彷彿とさせる。何度も何度も失敗を繰り返しながら、それでも絶対に諦めずにハッピーエンドへと繋がる道を模索し続けるのは「スマガ」を思い浮かべる。世界を救うための手段として、数多の世界線を渡り歩き、境界を乗り越えて、狭間にある場所へと辿り着く旅と言えば「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO」を想起する。確かに、かつて名作と評された作品と似通ってる要素は多い。しかし、当然ながら物語は全く別物であり、昨今のループ物の集大成と言っても過言ではない傑作だった。序盤は、前作「CHAOS;HEAD」並みかそれ以上にイタイ、オカリンの厨二病発言を容認できないと先に進めるのが苦痛で、実際、自分も慣れるまで結構時間が掛かってしまった。2chやニコ動、他にもネットスラングに関してそれなりに知識がないと厳しいので、万人には勧められないんだよね。だけど、それ以外の理由で挫折してしまったプレイヤーは、せめて8月13日(劇中日)まで耐えてから判断して欲しい。「Steins;Gate」の本番はその日から先にあるのだから。8月13日から先に待ち受けている試練を体感したプレイヤーならわかると思うけど、とにかくオカリンが背負ってるものが重い。実時間ではたった数週間の出来事でも、オカリンにとっては永遠と錯覚してしまいそうな程の重み。だからこそ、自然とオカリンに感情移入してしまう。そんな精神状態で、紅莉栖を見捨てて手に入れた一つの結末とエンドロールが流れる間の喪失感、そして、それがフェイクエンディングだと知った時の衝撃はなかなか味わえないものだと思う。ただ、ワリとストーリー展開や謎の答えが読めてしまい、クライマックスの紅莉栖を助ける手段なんて、絶対そうなるだろうな的なフラグ立てまくってたりするので、同じ伏線回収でも、「Ever17」のココ編で体感したような爽快感には到達できなかったのがもったいない点。それと、せっかく辿り着いたIBN5100によるメール削除のイベントも、なんであれで世界線変動が起こったのか違和感が残るんだよなあ。オカリンがENTERボタン押下した時、Dメール経由で過去のデータを削除させたのだとすると不確定要素があるし、ダルがいつの間にかx68自体にそんな機能を追加してたと言うのも無理があるし…。まあ、その部分を差し引いても有り余るぐらい出来は良いんですが。ダイバージェンスが1.0を超える時や、エピローグの紅莉栖との再開シーンなんて、先が読めるのとか関係なく感動できたしさ。オカリンが辿り着いた妄想科学タイムトラベルの真相を的確に紡いだOPテーマと、オカリンがトゥルールート以外を“選択”したことで収束したEDテーマは必聴。クリアしてから改めてOPテーマを聞き直すと泣ける。

幼い頃、たった一人の少女の心を救うために厨二病を演じはじめた少年は、全世界の未来を救う突き抜ける厨二病へ!彼が目指したのは、どんな未来も“確定”していない世界。さて、“確定してない未来が待っている世界”で、次の傑作に巡り会えることを期待しよう。

…とか書いてたら、「らぶChu☆Chu!」に続いて、早くも、科学アドベンチャーシリーズ第3弾が進行してることを明かしてる志倉千代丸氏。「Steins;Gate」も、新たに外伝漫画がコミックブレイドで始まったり、他にも色々展開予定らしい。