MOON PHASE 雑記

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「魔法少女まどか☆マギカ」第5話

QBの舌打ちが聞こえた気がする。
さやかとの契約シーンで見えたQBの影が、どう見ても九尾の狐的禍々しさ。触手プレイ属性まで付いたし!前回、本当は治りたくなかったオーラを出していた上條くんですが、いきなりさやかを失意のどん底に落とすような仕打ちはしませんでした。まあ、自分の快復を祝ってくれる人たちの前で当たり散らすほどガキではなかっただけで、本心では腹に黒いものを抱えてるのかもしれないけど。さやかはどう見ても空元気で、後悔なんてしないと自分自身に言い聞かせてるのに、ズカズカと相手の心に土足で入り込んでいくまどかは存外図太いような。自分が魔法少女になる決心は揺らいでるのに。さやかのバトルスタイルは、マミさんの真似かあ。作劇的には期待はずれだけど、さやかがマミさんの意志を継ぐという心情的には納得。そして、意気込んで魔女退治を始めたと思ったら、赤い子参戦でガチバトル展開へ…。格好良い正義の魔法少女に憧れるさやかに対して、行動原理が欲望のままな赤。未だに魔力が枯渇したらどうなるのか明かされてないせいで、魔女になってから倒すのが当たり前と言う赤の主張が本当に魔法少女にとっての必要悪なのか判断できない。まあ、それぞれ主義主張が異なるのは当たり前だし、さやかの甘っちょろさを否定するのは良いとしても、自分の考えを相手に押しつけて、それにそぐわないなら殺すってのは、いくらなんでも擁護のしようがないな。しかも、結界の中で魔女に殺されて行方不明になるのと違って、魔法少女を殺してしまったら、目撃者もいるわけだから、殺人犯として手配されて、本来の魔女捜しすらままならなくなると言う、自分の首を絞めるだけの愚かな行為なのでは?それにしてもタイミング良すぎだよ、ほむほむ。さやかを助けて欲しいと言うまどかの願いは聞き入れられなくても、まどかが魔法少女契約するのを防ぐためにさやかを助ける事が必要ならば、それも吝かではないわけね。でも、QBの勧誘が露骨になってきたので、ほむほむは今後、もっとまどかにベッタリしてないと、目を離した隙には契約しちゃいそうだ。

「GOSICK」第5話

†赤くないったら、赤くないのだー!
犬のフンかりんとうは美味しいよね。着々とヴィクトリカを餌付けする久城の境遇が妬ましい。アブリル…ではなく、二代目怪盗クィアランが起こした、『春来たる死神』絡みの(原作通りなら本来はヴィクトリカと久城の出会いの)エピソード完結。ヴィクトリカの推理が素晴らしいと言うよりも、明らかにクィアランの間抜けっぷりに助けられた感が。読みかけの本や食べかけのお菓子が散らばってるのに、誰もいないと言い張るあのスルースキルは異常。頭の回る天才怪盗を自称するなら、誰かが隠れてる可能性ぐらい真っ先に疑おうぜ。あと、原作と時系列が入れ替わってるせいで、クイーンベリー号殺人事件を一緒に生き延びたヴィクトリカの存在を今更疑う久城はさすがに無理があるよなあ。しかも、原作ではクィアランの疑惑の目を反らし、久城の疑心暗鬼を促す役割を買っていた、ヴィクトリカの服を着せたヴィクトリカ本人そっくりのビスクドールネタがアニメ版ではカットされてしまったので余計に…。でもまあ、これで一応、久城がクラスメイト達に揶揄されている『春来たる死神』の由来、前回の騎士死体事件、アブリルの正体、アブリルが探していた本の意味、全てが繋がりました。久城に助けられた本物のアブリルは、次回以降サブヒロインとしてレギュラー化しますよ。次回からは、ヴィクトリカの母親とヴィクトリカ自身の出生の秘密に迫る、原作長編2巻のエピソードに突入かな?