MOON PHASE 雑記

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「ラストエグザイル-銀翼のファム-」第1話

TBSアニメフェスタ2011での先行上映で視聴。上場廃止で存続も危ぶまれたGONZOさんの30分枠サイズTVアニメ元請け復帰作は、GONZO10周年記念作品だった前作から8年経っての続編。2カ国が戦争をしていて、主人公が『ヴァンシップ』と呼ばれる小型飛行艇乗りと言う基本設定と世界観は踏襲。また、ディーオやタチアナと言った前作の登場人物の一部も、今作で再登場することが発表されてます。今作の主人公ファムは、飛行艇を狩って糧にしている空賊団のメンバー。前作で生死不明になっていたディーオは、ファムのいる空賊団に拾われて居候してるらしい。洗脳が解けたのかどうかまではわからなかったけど、思わせぶりで掴み所の無い発言をしつつ、自由気ままにやってるようだ。アデス連邦による侵略の危機に晒されていたトゥラン王国は、リリアーナ王女が代表して、お互いの国の聖地で非戦闘区域の湖で和睦協定を結ぼうとしていた…が、アデス連邦のルスキニアは、それを欺き、大艦隊で攻め込んでくる。リリアーナとミリアの乗る飛行艇は追い詰められ万事休すと言うところで、大物狙いで一番乗りしたファムは、リリアーナ王女に契約を持ちかけ、それを受理した王女は空賊と協力、ファムの考案した、王女の飛行艇を自爆させて湖に落とすと言う大掛かりなハッタリによって窮地を脱する、と言う導入部でした。とりあえず、ファムは見た目通りのお転婆娘キャラ。冒頭から、寝ぼけて作業服を脱いで下着姿で飛行艇からダイブすると言う荒技をかましてくれます(笑)。足に命綱が結んであって助かるけど(笑)。ヴァンシップ乗りとしては非凡な才能の持ち主のようだけど、さすがに前作のライバルキャラだったディーオよりはまだ下。ディーオの『インメルマンターン』を見て、驚きつつも負け惜しみ発言してたりする。ライバル視はしていても、その能力は認めてるようで、王女を逃がす作戦のキーマンとして大活躍させてるし。GONZOお得意のCGによる戦闘描写は健在。大艦隊の砲撃戦で、最初からクライマックスな感じのスケールでしたよ。ただ、今回は逃げるだけだったけど、戦力差がありすぎるので、次回以降どうなるのやら。あと、前作の主人公達に出番はあるんだろうか?前作を知ってる身からすれば期待したいところだけど、出たら出たでチートキャラすぎて、おいしいところ全部持って行っちゃいそうだからなあ。某ガンダムのキラさんの如く。

「僕は友達が少ない」第0話

※これは小鷹の幻想である。
TBSアニメフェスタ2011での先行上映で視聴。内容は、来月発売の原作特装版に付属するもので、原作1巻の冒頭で描かれているプロローグ、通称『闇鍋』回を描いたものでした。やってることは基本的に原作通りだったのですが、かなり比重が違ってました。原作では闇鍋トリップから戻ってきた後の阿鼻叫喚の方の描写が長かったけど、アニメ版は小鷹の妄想シーン…女の子たちのキャッキャウフフの方に尺を取ってます。まあ、サービス増量で掴もうと言う意図はわかりますが、これテレビでオンエアされないんだよね。小鷹が妄想している海で水着やら、カラオケやら、モン狩りやらは、今後実際、隣人部で実行するイベントでもあるので、放送で第0話抜きだと、この時の妄想と現実のギャップで噴かせることが出来なくなるのでもったいない。作画に関しては、キービジュアル初出の時のコレジャナイ感はほとんど気にならないレベルになってると思う。ただ、ダダンダダダン!のターミネーター曲と、闇鍋の描写をしつこいぐらい交互に入れる演出がくどくて鬱陶しくなってくるので、さすがにどうかと思った。ちなみにオチは必見。ヒロインが、美少女がしちゃいけない表情で盛大にゲロリバースしてくれますよ(笑)。