「学校を出よう！ (4) Final Destination ／ 谷川流」

今更ですが、先月からずっと忙しかったので、ようやく読了。今回も、3巻に続いて茉衣子視点で進むんだけど、実際は宮野大活躍かよ！ちょうど昨日書いたRemember11が多世界解釈を肯定するのに対し、こちらは多世界解釈を否定。あくまで宮野の脳内でですが（笑）。1巻の時は、とにかく回りくどくて読んでてイライラさせられたものですが、巻が進むにつれてキャラの役回りも確立されて面白くなってきました。まあ、キョンの1人称で進むハルヒの方が読みやすさでは上だと思うけど。しかし、3巻で＜シム＞春奈が登場しなかったり、この4巻での、あの場に佳由季が居合わせた理由と並行世界の春奈の事とか、全てが春奈復活への伏線のような気が。っていうか復活希望！1巻のモヤモヤ感というかすっきりしなかった部分を拭い去って欲しいよ。

基本的に並行世界・異世界・ループものは好きなんだけど、未だオレの中ではYU-NOが頂点にいるので、それを超える作品が出てきて欲しい所存。余り期待はしてないけど、「蒼色輪廻」は押さえておくつもり。

ウイルスメールの数、昨日104通、今日141通…また最近増えてるような。