MOON PHASE 雑記

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「うたわれるもの」第2話

いわゆるシミュレーションパートの練習用ステージという位置付けのムティカパ戦で、ここまで燃えさせてくれるとは思ってなかったよ。本来ならば、ハクオロが村人の畑作業を手伝って、肥料の調合や製鉄の技術などを教えて、村人たちと信頼関係を築いていく部分が描かれて、ゲーム内では数ヶ月の時が経過してるハズなんだけど、尺の都合で削られてしまっている。でも、そこを意識しなくても違和感がないように上手く再構成されていて、かなり好感触。原作終盤で明かされる、ハクオロとエルルゥの2人の関係の真実を知っていると、序盤のやり取りにいちいち悶えてしまう(笑)。村人が殺されたり喰われたりするシーンはしっかり描かれてたので、ムティカパの恐ろしさは十分伝わってきた。それから、村人たちが森の主として奉ってきた存在に手を上げる事に対して、戸惑い、そして覚悟に至るまでの描写は丁寧だった。ハクオロの命名を最後に持ってきたこともあるし、もしかしたら農地改革とかは後でフォローされるのかも。ハクオロの記憶に眠る、この時代とかけ離れた知識の露呈は、今後の重要な伏線になるワケだし。アルルゥの蜂巣エピソードもやって欲しいな。でもって、次回はオボロとユズハ登場。