「RD 潜脳調査室」第2話
こ、これは、硬派のフリをしたムチムチおぱんつアニメですね、わかります。
もちろん、寝起きのおへそも外せません。お披露目されたオープニングも、老人と女子中学生が戯れたり、格闘してたり、男の電脳ヌードだったり、妙なノリだ。まさか、I.G×日テレの深夜アニメが、パンチラ率で「かのこん」と競うことになるとは夢にも思わなんだ。1話を真理視点とし、今回の導入部は、その裏にあたるミナモ視点で描かれている。どちらも過去回想を織り交ぜて見せることで、電脳化の障害を受けた真理と、直感で物事を判断してきたミナモとの対比が分かり易くなっていたかな。リアルとメタルとのそれぞれの海と風が最後に繋がるのも上手いし。ダイバーだった真理が事故から目覚めたら今の状況に置かれていたことに対して、小さい頃から世界を感じ取る能力に長けていたらしいミナモ。演出的にも、本当に“脳の声”を聞いてる感じだなあ。だからこそ、電脳化の欠点をミナモの直感が補う展開になるんだろうけど。リアルとメタルとで電力回復に奔走する真理とミナモ。靴にあんなギミックを仕込んでる理由が謎すぎるけど、軌道を疾走するミナモのシーンは、十二分にキャッチーだったね。セキュリティを無視してメタルと同化するように電脳ダイブした真理が、電脳ダイバーとしてどれほど凄い能力なのか今一つ伝わらなかったのが難点。メタル内の演出は、何かもう一捻り今までになかったような新しい見せ方をして欲しいところ。あと、旧式の風力発電だけで島の電力供給が事足りたとはとても思えないんだけど、真理のサポートでミナモが風力発電を回復させて、その電力ラインが通ったことで、修復を妨げていたメタルのエラーが回避されて予備電源が復旧したと言う解釈で良いんだろうか?