MOON PHASE 雑記

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「紅」第9話

紫の正体への不信感と、九鳳院と言う相手の大きさを前にして、泣き言を吐く真九郎に対して、紅香の口から明かされる真相。それは、同族としか子供を作らず、女性は奥ノ院に軟禁されて世間から存在を隠され、表から妻を迎え入れると言う、九鳳院の風習だった。原作では、同族でしか子供が生まれない生殖能力に欠陥のある一族だったけど、アニメ版では、古くから続けてる因習みたいなニュアンスになってたな。竜士が強姦魔ではなく、妙に紳士で吹いた。いやまあ、『兄の子を産む女だ』と言うセリフなど、生理的嫌悪感を抱かせる部分があるのは変わらないけど、九鳳院の決まり事に忠実なので、早くても紫が13歳になるまで孕ませるつもりは無さそう。と言っても、真九郎がヘタレて立ち直るまでウジウジしてるぐらいの猶予はあると言う程度の気休めにしかならんが。わざわざ真九郎が来るまで待っていた前回の刺客の行動、見つかったことでラブホに逃げ出したのに、お別れの挨拶だとか理由を付けて五月雨荘に戻る2人と、それをあくまでも勘だけで許容する紅香、他にも、九鳳院の得体の知れない大きさに怯んで、それに立ち向かう実力はないと認識してるなら、なんで早く挨拶済ませて逃げず、悠長に焼き肉してるんだろうか?とか、五月雨荘の不戦協定設定がなくなったせいで、色々と話運びに無理が生じてる気がするなあ。環や闇絵もアニメ版では特に強くないのね。弥生さんも噛ませ犬扱いで泣いた。鉄腕の存在は抹消、リン・チェンシンもなぜか剣士じゃなくなってるし…。真九郎は紫にキスされて、守ることを改めて誓ったのに、法月の力をあそこで使うほどの勇気はなかったようだ。でも、あそこで使わずどこで使うんだ?って感じではある。次回は、紫がいない日常に慣れてしまう、真九郎のヘタレ現実逃避話?