MOON PHASE 雑記

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「魔法遣いに大切なこと〜夏のソラ〜」第9話

豪太がソラを江ノ島に誘って初デート。手を繋いで初キスと言う初々しく微笑ましい展開だなあと思っていたら翌日には寝取られていた。指導員のオッサンの顔をおっぱいに埋めながら喘いでるソラの姿を目撃してしまった豪太は、下北沢を彷徨い歩いたあげくヤケ酒を煽っていた。な… 何を言ってるのか わからねーと思うが(AA略)。何も知らない清楚で純朴な田舎娘だと思ってたら股はユルユルだったと言うリアル志向なんですね、わかります。そして、傷心の豪太をひよりが慰めてくっつくんですね、ええ、わかります、わかりますとも。なんだこの某ケータイ小説を彷彿とさせるようなノリの超展開。これこそまさにケータイ魔法少女か。デートの最中に頻繁に出てくる子供、ソラと原先生が情事に耽ってるかのような描写、そして次回サブタイトルの『いのち』など、妊娠を想起させるものがそこら彼処に仕込まれてるんだけど、今までのソラ視点から豪太視点に変わったことと併せて、視聴者にも豪太と同じ勘違い(?)をさせるのが目的なんだろうね。これで、本当にソラが原先生に孕まされてたら作品の評価を改めざるを得ないが(笑)。まあ、交番のところでハァハァしてたり、車の急ブレーキのあとハァハァしてたり、風邪(?)で寝込んだソラの状態を親御さんに知らせるかどうか話してたり、原先生たちが2人の関係を心配してる会話があったり、そして今回の雷鳴と、今までに何度も仄めかされてた伏線を考えると、コミック版の余命半月設定と同様、ソラは心臓に何らかの疾患を抱えていて、原先生が胸に顔を埋めてたのは、ソラの心音を聞く為だったと言うのが真相だろうけど。既に亡くなってる父親の存在もあるし、もしかしたら、鈴木家の魔法遣いは、才能がずば抜けてる代償として心臓に欠陥を抱えてる血筋なのかも。ソラが子供のことを気にしてるのも、いつか自分の子供にも同じ病気が遺伝してしまう懸念があるからと考えると辻褄が合いそうだ。しかし、展望灯台らしきところで、豪太がソラにキスしてるように見えるシーンは、恋愛における重要なイベントを曖昧な描写だけで軽く流して良いものかと疑問に思った。