MOON PHASE 雑記

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「ストライクウィッチーズ」第12話

第7話のおぱんつ盗難事件回で最大瞬間風速を記録したと思われる、女の子たちが常時下半身丸出し…パンツじゃないから恥ずかしくないもん!と言うカオスな世界観で大きなお友達を虜にした本作もいよいよ最終回。“守りたい”と言う信念を最初から最後まで貫き通し、坂本少佐に認められてストライカーユニットを託された芳佳。敵の攻撃で妨害され、坂本少佐に飛べと叫ばれながらの赤城からの発艦、暴走ウォーロックに1人で立ち向かってる時に駆け付ける仲間たちなど、意図的に2話と酷似した作りにすることで、芳佳の成長と、芳佳がいてこそのストライクウィッチーズと言う点が強調された演出になってたかな?ストライカーユニットは所有者の魔力波長に調整してるようだから、坂本少佐のストライカーユニットで飛んであれだけ戦える芳佳は、かなり凄いことやってたんだろう。カールスラント組にあっさり制圧されてるマロニー大将は哀れだ。本格的に芳佳LOVEに目覚めてしまってノリノリのゲルトさんを敵に回した時点で勝ち目はないんだぜ?ウォーロックと赤城が融合した化け物に対して、坂本少佐が、あれはもう、ウォーロックでもネウロイでもない。別の存在だ。などと言ってましたが、その言葉はむしろゲルトさんに贈るべきではないかと。エーリカが、自分の知ってるトゥルーデじゃないとか言ってたとおり、あれはもうゲルトではない、ただの姉バカ・トゥルーデおねえちゃんだ!ゲルト・エイラ・ペリーヌと、ウィッチーズの素直になれないトリオはホント良い素材が揃ってましたよ。サーニャがさり気なく芳佳ちゃんと呼んでたのもポイント高し。1人で戦う芳佳の元にウィッチーズが再集結したとき、一番遅れて合流したリーネが、一番最初に芳佳を助ける狙撃を成功させたのは感慨深い。ゲルトさんの怪力特性、エーリカのシュツルム(身に纏った暴風による近接攻撃?)、ルッキーニの多重シールド形成突貫など、今まであまり描写されてなかった3人の魔法技術も披露。それぞれ個別の魔法スキルを生かした総力空中戦は爽快で見応えアリ。みんなの助けで艦内に突入した3人はコアに到達。赤城に積んであったストライカーユニットを履いたことから始まった芳佳の戦いは、赤城のコアに向けて返すことで終わりを迎える。ガリアのネウロイの巣が一緒に消滅したのは、前回発動したウォーロックのシステムで実質ウォーロック支配下になっていて、ガリアのネウロイの巣を司るコア=ウォーロックのコアになってたから?一つの区切りとしては綺麗な着地点であったと言えるものの、結局人型ネウロイが芳佳に接触した理由とか、ガリア制圧からは解放されたけどネウロイの侵略が終わったわけではないとか、完全に決着が付いたわけではないので、ガリアの解放を目的に結成された連合軍第501統合戦闘航空団『STRIKE WITCHES』は解散になったけど、どうとでも続編は作れそう。ラストは、全員合唱エンディングに乗せて、解散後のエピローグ。芳佳の嫁ポジションは鉄板だと思っていたリーネがペリーヌと一緒にガリア復興を手伝っていて、芳佳は扶桑に戻ってみっちゃんとの元サヤエンドとはビックリだ。そして、コミック版のキャラ・諏訪天姫によって再び届く父親からの手紙。単なるループオチのつもりだろうけど、他のメディアミックスへの展開や、扶桑を舞台にした続編への含みがあるとも解釈できるなあ。この心地良い作品に浸れるのがたった12話では物足りません。DVDを全巻揃えたいと思った…と言うかもう全巻予約した作品は久々なので、今後の展開にも期待。