「恋姫†無双」第12話
華蝶仮面の正体は趙雲だったんだよ!何だってー!?(AA略)。そして、華蝶仮面誕生秘話によって明かされた真実、“TVアニメ版”と言う名の外史では、天の遣いが一刀ではなく、ウ○トラマンだったんだよ!!何だってー!?(AA略)。ナチュラルに義勇軍に加わってる黄忠とか、クライマックスなのに呉軍は出番なしとか、尺不足でちょっと強引な展開に不満はあれど、終わりよければ全て良しな最終回だった。前回、あれほどヤキモキさせられたワリに、予想の範疇の結末だったなあ。偽劉備の、璃々を拉致監禁して黄忠を唆した仮面男の時とは別人に入れ替わったような小物っぷりに噴いた。この外史では、劉備が小悪党だったという解釈も出来るけど、まあ、黄忠の言葉を鵜呑みにするなら、劉備の名を騙った偽者なんだろうね。王朝に取り入って旨い汁を啜るため、手っ取り早く兵を集める手段として漢王朝の末裔である劉姓を使っただけだろう。そうなると、仮に偽者であっても、劉備も女にしておけば良かったのにと思ってしまう。脇役ならともかく、主役級のキャラに突然男が紛れ込んだせいで、異物感が酷かった。兄に面影が似てることと、多くの民を救えると言う言葉だけで、本質を見失いかけてデレデレしてた愛紗の尻軽さが際立ってしまったし。曹操が呆れてた通り、主を見る目が無かったってことだろうけど。つまり、偽劉備にデレデレしてる愛紗の表情よりも、馬超の土下座の頼みを聞いたときの素直じゃない曹操の表情の方が
「はぴねす!」の頃と比べると、「School Days」「恋姫†無双」で、かなりエロゲ原作の扱いに慣れてきたように感じるので、伊藤誠P×スクイズスタッフの次回作、「あかね色に染まる坂」にも注目。順当に優姫エンドと見せかけて湊エンド、実妹とのイチャイチャを描くぐらいではコースが甘いと思わせるほどの変化球に期待したいところ。