MOON PHASE 雑記

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「喰霊-零-」第7話

煩わしいケータイの電源切って男と乳繰りあってる間に、尊敬していた養父が殺されてました、とか、黄泉にとってはいくら後悔しても仕切れない最悪な展開だよね。これで諫山家の家督相続権がどうなるのかわからなくなったな。2話の時に黄泉が乱紅蓮を使役してたけど、諫山を正式に継いだのではなく、獅子王を強奪して失踪してたのかもしれないし。黄泉は、守るべき対象として見ていた神楽に対しても、神楽の成長と共に自分の必要性が薄れていって、反比例するように、今まで隠していた神楽への嫉妬が膨らみつつあるのかな?一方、神楽が校医を斬ったことは対策室の処置で交通事故扱いになったものの、友達との関係はギクシャクしてしまい、立ち直れない状態に。以前、見ず知らずの悪霊と退治した時に克服しておけばまだマシだっただろうに、親しい顔見知りを手にかけてしまったのは、黄泉と同様にトラウマものだわ。自分が斬って飛び散った肉片が記憶にこびり付いてる間は、ハンバーガーなんて食べられないわな。そんな神楽の気持ちを察したからこその“野菜”カレーなんだ。しかし、千鶴が神楽を攻める理由はもう一捻り欲しかったかなあ?あれでは、自分が殺されそうになっていたのを助けてくれたことを無視した一方的な言いがかりにしか聞こえないし。まあ、好きな先生が友人に殺されて錯乱してたと言ってしまえばそれまでなんだけど。神楽の本音に触れて、もう一度歩み寄れたのは素直に喜びたいところなんだけど、仕事仲間以外に友達と呼べる人が皆無だったと言う神楽の原作設定を考えると、ここで神楽と和解してしまった2人は、一度は回避したと思った死亡フラグがまた立ってしまったような…。そして、何と言っても今回特筆すべきは、特戦四課のトオルとナツキが再登場したことですね。ピントすら合ってない悲惨な扱いだったけど(笑)。花を抱えてたので、どうやらお墓参りに行くところだったようだけど、既にアオイは死亡していて、その墓参りなんだろうか?過去回想で黄泉と三途河とも接触していたことを考えると、時系列がおかしい気もする。2人を見て神楽が反応したのは、同業者として顔見知りだったのか、それとも、神楽が斬った校医の関係者だと思ったからか?それと、前回あっさり三途河に殺された冥さんは、特異点が分裂したと言う観測からして、やっぱり殺生石を分け与えられて復活した模様。殺生石の力で瀕死から復活して、憎悪で満ち溢れた状態なんだろう。このまま処置しないと、生きたまま悪霊化するはず。でも、冥の殺生石が、いずれ黄泉に埋め込まれることになるのかなあ?次回以降のサブタイトルが不穏すぎるので、ここから先は1話に繋げるための怒濤の鬱展開を残すのみ?