MOON PHASE 雑記

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「ef - a tale of melodies.」第8話

オープニングが、白黒反転の次は上下逆転ですか。ここまで来ると、本編と照らし合わせて視聴者が勝手に意味を考察することを見越した手抜き演出のような気もしてきた。次は逆再生だったりして?本編は、これこそ、N・T・R!N・T・R!夕自ら手放した過去とは違って、今度はワカメ義兄さんの策略にまんまとハマって優子の手を離してるからなあ。覚悟が足りないだの、逃げただの、ワカメ義兄さんの攻撃は、図星を突きつつも、優子の居場所になるために欠けてるものを夕に気付かせるように誘導してる感じなんだけど、実質、自分のことを棚に上げてるというか、同族嫌悪みたいなものだし、夕は惑わされすぎなんだよね。原作だと、同棲生活を始める時点で、ワカメ義兄さんとの決着、仕事と学生生活の両立、そして優子が帰る場所を守ることを全てこなして見せた格好良い男だったのに、アニメ版の夕は何でこんなにヘタレてるんだ?しかも、現代でも久瀬さんに指摘されて反論できないほど引き摺ってるみたいだし。同棲生活始めてから、またワカメ義兄さんに寝取られるのは予想外だったので、どうなるのかサッパリわからなくなってきた。優子のDV告白よりも、少しずつ立ち直っていく優子の姿と、ミズキとの繋がりの方が過去編の見せ場だと思ってるんだけど、尺的に不安が…。優子と夕の逃避行は、急に普通のアニメっぽいシーンになったので新鮮だった。奇を衒いすぎないことが逆に効果的になるのは、これまでの積み重ねの賜物か。一方、過去編に押されて影が薄くなりつつある現代編だけど、せっかく剥がれた仮面が、夕と凪の責めでまた厚くなってしまって、これまた原作と違って迷走気味。前の彼女と別れたときと同じことをミズキにしたってことは、やっぱりあの問い詰め=原作のレイプの代わりだったのかー。久瀬さんから届いたヴァイオリンに添えられていたメッセージと、優子が飛ばしていた紙飛行機に書かれていたメッセージ。過去編と現代編との対比は良くできてる。ミズキの夢の正体は次回?