MOON PHASE 雑記

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「黒神 The Animation」第1話

ヤングガンガン創刊号から連載中の韓国人コンビによる伝奇アクションを、サンライズっぽくないスタッフを集めて新設した第11スタジオ制作でTVアニメ化。韓国人コンビが手掛けているだけに韓国でも同時に放送。でも、最速はアメリカ?元々、原作の脚本や背景美術にサンライズが協力していたので、アニメ化されるのは予想より遅いぐらい。ちょっと影のある主人公が謎のヒロインと出会う、一見普通のボーイミーツガールものかと思いきや、主人公に好意を寄せてる(?)クラスメイトの女の子や、隣室の女子小学生が死んでしまう強烈な掴み。特に、まゆが轢死した現場の血の描写は生々しすぎる。これは、何となく「喰霊-零-」第1話を思わせるね。ドッペルライナーの仕組みを理解させるために初回に詰め込んだようだ。信号が変わった時にまゆだけ飛び出した場面は描写不足に感じたけど。サブ同士が出会ってしまった時に、共存均衡を保つために必ずサブを消滅させるように何らかの現象が起こるので、原作だと、まゆだけが信号が青に変わったように見えたんじゃなかったっけ?母親そっくりの七瀬忍を見つけたり、沖縄の地震を報じていたのは沖縄編の伏線だろうし、かなり展開は早そう。原作と一番違うのは、主人公の慶太かな?原作の序盤の慶太は、ゲームクリエイターを夢見るニートで、茜さんのヒモと言うダメ人間設定だったんだけど、アニメ版の慶太は、母親の死によって、表面上だけ取り繕った人付き合いをしてる暗い高校生に。愚痴ったり、八つ当たりしたりはしないし、悩める高校生って感じなので、かなりマシになってるよね。年上幼なじみOLの茜さんは、1話にして、天然系ドジッ娘お色気要員としてのポジションを不動のものとした気が(笑)。腹ペコキャラのクロは、表情がコロコロ変わって原作より可愛いなあ。あと、シリアスモードに切り替わるギャップがなかなか良い。女の子だろうが容赦なく殴り飛ばすセンスは健在か。リョナはマイナー性癖、だよね…?良く動くクロのアクションは爽快。サブ同士を意図的に接触させてマスタールートを集めてるらしいアニメオリキャラの蔵木の目的は何だろう?黎真の部下なのか、それとも黎真とは関係ない、クロと慶太を成長させるための噛ませ犬?サブ同士が出会うと必ず死ぬルールをねじ曲げる手段は未だに原作でも存在しないので、ドッペルが敵側にいることが判明してる茜さんの死亡フラグが怖い。慶太と茜さんがルートなら起死回生の一手に繋がるかもしれないけど、逆だとそこでチェックメイトだもんなあ。ところで、過去編のヒヨウの実験凌辱シーンと、エクセル×シュタイナーの合体シーンは何話で見られますか?