MOON PHASE 雑記

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「WHITE ALBUM」第2話

第1話に比べたら多少は薄れたとはいえ、やっぱり全体的に漂ってる陰鬱な空気が重苦しいなあ。相変わらず会話が成立しないキャラばかりだし。唯一会話がまともな理奈相手のシーンだけが救いだ。内面を補うモノローグは、美咲先輩との電話のやり取りの場面辺りは効果的だと思うんだけど、彰とのウルサイ連発はギスギスしすぎだ。しかも、モノローグを入れてるわりには、肝心の部分ははぐらかしてるから困る。かなりの部分を視聴者が映像の行間を読んで察しろ!的な作りだよね、これ。特に、重要な話があると英二に呼び出されて、なぜかプライベートルームに誘われた由綺が、その後わけもわからず理奈に泣きつくシーンは露骨すぎる。机上に散乱する譜面や、由綺の『嬉しくて』と言うつぶやき、冬弥に会いに行った時の理奈の問いかけへの反応で、ソロデビューとデビュー曲が決まって嬉し泣きしていたのだろうと想像できるものの、どう考えても、由綺と英二の今後の関係を予兆させる意図が伺える。ヒロイン全員に“良い人”を振りまいてる冬弥は、モノローグで由綺以外に恋愛感情が無いことはわかるんだけど、アイドルの彼女を持つ勝ち組の余裕が、ウザイものはウザイな(笑)。しかし、由綺はなんで冬弥に言わなかったんだろう?彼女のことを誰よりも早く知りたいのが男心ってもので、驚かせるために隠してしまったら、冬弥がそれを知るタイミングは他の一般人と一緒になってしまって、優越感を得られなくなるだけなのにね。それと、理奈が冬弥に電話番号を教えた理由は何だろう?好意を抱くほどの接点はないし、由綺と英二が浮気する予感にしては早すぎだから、単に由綺の彼氏に興味を持っただけ?それで、最後の理奈からかかってきた電話だけど、先のあらすじを読んだら、どうやら理奈が冬弥を自分のマネージャーにするらしい。ADのバイトの代わりにそう来るか!理奈のマネージャーが使えない人間だったのはこのためですか。理奈は冬弥に好意を持ったわけではなくて、なかなか彼氏と会えない由綺の為に機転を利かせたんだろうなあ。これで、由綺と英二、理奈と冬弥と、浮気のお膳立ては整ったけど、次回ははるかのターン?