MOON PHASE 雑記

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「タユタマ-Kiss on my Deity-」第9話

傷心のアメリを残して応龍が退場し、全てが終わったかと思いきや、むしろ色々と不穏な何かが動き出した話。妄想温泉シーンの繰り返しギャグとか、謎のアフロ登場で尺稼ぎとか、展望台ではしゃぐ鵺とか、百面相ゆみなとか、絵コンテ&演出:ナベシンテイスト溢れるエピソードだった。物語としての進展はほとんど無く、ましろアメリの内面の変化を見せることに重みを置いた内容だったかな。美冬はカラオケ初体験までは良かったのに後半は出番もなく、完全に鵺に食われてしまった。ゆみなはすっかりギャグ要員に。アメリは、太転依を否定することで裕理とましろの仲を壊すことに失敗したので、今度はましろと仲良くして、同じ立場からやり直そうとしたものの、間の悪さも重なって上手くいかない。何か言おうとした所でましろに邪魔されるシーンよりも、裕理とアメリが無音エレベーターで密着した時の方が、お互いの距離感の違いが顕著に感じられたかも。それにしても、さすがにアメリを苛めすぎじゃないだろうか?ここまで引っ張られると、もし、ましろエンドになったら後味悪すぎないか?退場した応龍は高笑いしながらの再登場で悪役っぷりを発揮してるしなあ。それと並行して、裕理の身体の異変と、ましろの焦りも描いてる。今までゆーりしゃんパンチでしか発揮してなかった退魔の霊能が覚醒する予兆と、その力がましろにも影響を及ぼし始めてると言うことだろう。完全に覚醒してしまったら、裕理は太転依に対する全身兵器となってしまい、化成体であるましろですら存在を消されかねないから、触れ合える間に閨を共にしなければと焦ってるんだよね。事態の重さに気付いてない裕理は、残り数話で2人の問題を解決できるんだろうか?