MOON PHASE 雑記

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「よくわかる現代魔法」第0話

原作既読。原作好きなので、BS11の視聴環境がない自分としては、ネット配信で追うのは面倒だなあと思ってたんだけど、AT-Xでも放送してくれることになったのでありがたい。このエピソードは、先行上映イベントで公開された第0話を、ネットでも期間限定配信したもの。内容紹介程度のショートアニメかと思いきや、普通にテレビ1話分のフォーマットだったので驚いた。第0話とあるので、TVアニメ本編より前のプロローグ的な内容を思い浮かべるところだけど、そうではなく、原作1巻と2巻の間に位置する日常エピソードだと思われる。アニメ版が原作準拠のストーリー展開なら、4話〜6話ぐらいに入る内容じゃないかなあ?たらいマニア(笑)でドジッ娘主人公のこよみ、こよみの現代魔法の師匠でゆるゆるな性格の美鎖、“〜われ”が口癖でコンピューターが得意なこよみの友人の嘉穂、古典魔法の使い手でちょっとズレてるお嬢様でパンツはいてない弓子、あと、美鎖にこき使われてる弟の聡史郎と、一通り主要キャラの紹介にはなってるものの、原作未読者にしてみれば、彼女らはどういった関係なのか、現代魔法とは何なのかも一切説明のない状態なので、不親切なのは変わらないよね。銀座のど真ん中をブルマで走る羞恥プレイやら、超巨大たらいでお風呂やら、サービスが多いのは眼福でした。お風呂の湯気は換気が良く効いてるし(笑)。肝心な部分は湯気で隠れてるわけではなく、そもそも描かれてなかったけどな!主人公の能力が、どんな魔法のコードでもたらい召喚コードに変換してしまう特異体質と言うのは、一発ネタとしてはインパクトあるんだけど、シリーズ物だと使い道に困る設定に思えるかもしれない。でも、ほんの少しだけ見方を変えてみると、「とある魔術の禁書目録」の上条当麻、「魔法先生ネギま!」の神楽坂明日菜、「学園アリス」の佐倉蜜柑、「月詠」の森丘耕平らと同じで、無効化能力のバリエーションにすぎないことがわかる。そこに気付いてしまうと、こよみ達がこれから巻き込まれる事件の解決方法…物語のオチが大体読めてしまうわけですが。