MOON PHASE 雑記

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「涼宮ハルヒの憂鬱」第2話

てなワケで、真の1話開始。原作通りにキョンの一人語り独壇場へ。この終始気怠そうな独特の言い回しで捲し立てる所が原作の持ち味なんだけど、やっぱり実際に喋らせると、さすがに鬱陶しいかも(笑)。ただ、このキョンの心境が、前回の1話で困惑した視聴者の心境とシンクロして一種の緩衝剤として機能するので、最初にあの話を持ってきたのは正解だろうと改めて思った。慣れてくると中毒性あるかも。キョンのモノローグと実際に声に出したセリフとの境界線が曖昧なのは原作通りで、その転換をキョン視点と第三者視点とのシーンの切り替えで表現してるのが、わかりやすくて良い。最初の頃のハルヒの素っ頓狂DQN娘っぷりはなかなか見事。ハルヒの曜日毎の髪型バリエーション、告られた男と全員付き合って1週間以内にポイ捨てエピソード、物語全ての鍵を握る日と言っても過言ではない“あの”七夕のシーン、眼鏡長門長門の存在に気付いてあっさりSOS団入りを決めるみくる等々、原作既読なら思わずニヤリとしてしまうシーンも多し。とりあえず「SOS団」結成まで進んだけど、古泉一樹の登場は次回かな? 真のオープニングは、バリエーションに富んだコスチュームや、乳揺れも大サービス、とにかく元気で勢いがあって良いね。期待していたフルサイズのエンディングも見られたし、原作信者としては大満足ですよ。

「Fate/stay night」第14話

固有結界『Unlimited Blade Works』発動。そして、アーチャー先生逝く。Fateルートで描かれることの無かった、アーチャーvsバーサーカーの死闘が見られたのは儲けものだ。干将・莫耶を何度も投影しながら、バーサーカーに挑み散っていく漢の後ろ姿に惚れた。さすが、オフィシャル人気投票3位の座にいるだけのことはある。ただ、戦闘シーンの演出も含めて、原作を知らないとアーチャーの戦闘の効率の悪さ(なぜイリヤを狙わないのか?とか)や、あれだけ聖杯戦争にこだわっていた凜が士郎と運命共同体にまで関係が進展してるのとか、気になる点も多いだろうな。士郎のことを妙に気にかけていたり、士郎の真価を知ってるかのような的確な助言をしたり、イリヤの事を直接攻撃せず昔からの知り合いのように呼んだり、最後の決め手として、今回のエンディングラストで残された、凜が士郎を助けたペンダントの描写から、アーチャー=英霊となった士郎である事は気がつくと思うけど、UBWルートのラストに期待していた自分としては、早々の退場となってしまって少し残念。

「スクールランブル二学期」第2話

賛否両論なサバゲー編に突入。もっと、“これから一体どうなってしまうんだ?”的な暴走モードを期待していただけに、盛り上がりに欠けるなあ。原作では長かったエピソードも、削りまくって速攻終わらせるっぽい。ガンアクションは結構頑張ってるんだけど。カレリンの、如何にも鎮魂歌っぽい曲をバックに、壮絶なドラマを繰り広げてるバカップルと委員長とか、執事沢近とかは、それなりに面白かったかな。カレリンのキャスト変更は特に気にならなかった。