MOON PHASE 雑記

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「武装錬金」第1話

ジャンプ作品が多い今秋のアニメの中でも、打ち切りからTVアニメ化まで辿り着いた、飛び抜けて希有な作品。黒歴史版「ネギま!」で評価を落としてたXEBECだけど、「ザ・サード」に続いて、これも作画クオリティは安定してるっぽい。カズキの武装錬金発動を、セオリー通り1話の締めに持ってきたので、多少の構成変更と話の端折り具合が見受けられるものの、掴みは上々かな。ただ、カズキの性格描写や、自分の体に違和感を感じるシーンが削られてるから、斗貴子さんを助けに行く部分が若干強引に感じたかも。斗貴子さんのバルキリースカートの描写が気合い入ってるのは素直に嬉しい。序盤の展開は地味だと思うので、パピヨン登場を期待して待つ。次回予告では、毎回臓物をブチ撒けるんでしょうか?

「スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ」第1話

スパロボシリーズ初のTVアニメ化。原作は未プレイなので、スパロボと聞くだけで、敷居の高さを感じてしまうんだけど大丈夫だろうか。とりあえず、冒頭の良くわからない戦いを見て、いきなり挫折しそうになりましたが…。どうやら、第3次スパロボαのキャラ同士の戦いで、第1話のみのサプライズネタだったようですけど。本編は、1話にしては淡々としてる感じ。今期2本同時のOLM TEAM IWASAですが、「うたわれるもの」に参加してたスタッフは「Gift」の方に流れているためか、こちらは明らかに時間が足りてない印象。作画は動かないし、CGのロボットバトルも重量感が無くて薄っぺらいし…不安だ。主人公がロボットオタクでDQNっぽくて好感度が低いのも悪い要因。まあ、こっちは成長するだろうから、最初だけの我慢かな。今回はスパロボOG1作目をベースにしてるため、ゼオラは登場しないと聞いた。がっかり。原作ゲームのカットインのように、クスハの胸が揺れるのはいつですか?

「夜明け前より瑠璃色な Crescent Love」第1話

本編の感想は、TBSアニメフェスタ2006のレポートで書いてるので割愛。会場で見た時は勘違いしてたんだけど、あのカメラマンの爺さんが撮った写真は、パンチラ写真じゃなくて、恥辱に染まってるフィーナの表情だったのですね。まあ、空気の読め無さに違いはないけれど。先行上映では無かったオープニングとエンディングをチェック。映像は普通。曲も、「Eternal Destiny」「Lapis Lazuli」に比べたらパワーダウンは否めない。特に「Lapis Lazuli」は、サビを聞いただけでドラマを感じさせる楽曲だったからなあ。

あと、メガミマガジンの監督インタビューで、今まで謎だったフィーナの許婚の設定が語られてましたが、貴族と結婚した方が安心だからと王様が独断で決めた許婚で、フィーナを月の王様になるための駒としてしか見ていない、しかも反地球派で達哉とも敵対する位置にいる、とにかく嫌なヤツだそうで。フィーナは許婚を解消したつもりでいるけど、王様は承認したわけではなく、そのせいでフィーナと王様は仲違いしてるとか。悪人がいないとドラマチックにならず、感情移入しにくいからオリジナルキャラを投入したという監督の主張は、明確な悪人がいない静かな物語という原作の特徴を真っ向から否定してるような気がするのだが。

「蒼天の拳」第1話

コミックバンチ連載、「北斗の拳」より前の時代を描く前日譚をTVアニメ化。原作は途中からすっかり読まなくなってしまってるので忘れかけてるけど、ほぼ原作通りの話だったと思う。前番組のだっぽんの後継者かと思えば、意外と堅実な作りをしてるので、無難だけど面白味に欠ける。もっとシリアスを通り越したバカアニメのノリでも良い気がする。とりあえず、アタタタタの迫力の無さには吹いた(笑)。