MOON PHASE 雑記

ニュースサイトMOON PHASEのブログ

「桃華月憚」第14話

同じORBIT原作で、世界設定がクロスオーバーしていて、アニメ版スタッフが同じだからこそ実現した、1回限りの「ヤミと帽子と本の旅人」とのコラボレーション。今回は視点も葉月たちが中心で、「桃華月憚」の世界に「ヤミ帽」のキャラが紛れ込んだのではなく、あくまで「ヤミ帽」の物語の中に、たまたま「桃華月憚」の世界に訪れる話があったと言う見せ方になっていた。起承転結の構成やBGMに至るまで、全てがアニメ版「ヤミと帽子と本の旅人」だったしね。物語の中心はねねねーの過去。寧々と香陽は雪牙姫の血筋で、第10話で明日菜を助けるために香陽が雪牙姫の元に連れていったけど、それに関する理由も明らかになった。イサミヒコがいた時代から現在まで雪牙姫や寧々たちは生きてるってこと?1話で寧々が上津未原から去ったことを考えると、セイ、フウ、ジュナたちとは起源からして別の高等存在になるのかなあ?幼女ねねねーたちにさららと呼ばれていたのは、瞳の色からして初美、と言うかイブ本人だったのか?桃花が1話以来のバット振り回したり、桃香がケンちゃんを『G』と同じ扱いで叩き潰したのには笑った。ケンちゃんの扱いが酷いのは相変わらず。自業自得だけど。しかし、エロスに関しては独走状態の「桃華月憚」なのに、ねねねーや葉月のスカートの中が鉄壁の防御なのはなぜなんだぜ?ケンちゃんが孤軍奮闘してくれたものの、欲を言えば、桃香や桃花と葉月との絡みが見たかったよ。

「ななついろ★ドロップス」第1話

灼眼のシャナ」「涼宮ハルヒの憂鬱」に続く、いとうのいぢキャラのTVアニメ化第3弾。人付き合いの下手な主人公・石蕗正晴と、好きな人の前では自信が持てなくて何も話せなくなってしまうヒロイン・秋姫すももとの、見てるこっちが恥ずかしくなるほどのピュアラブコメディー。作品の内容を分かり易く例えるなら、エロゲ版「カードキャプターさくら」だろう。ただし、元がエロゲだけに淫獣視点になってるのが最大の違い。と言っても、原作はエロのいらないエロゲと良く言われるけどね。ナコちゃんとアスパラさんはともかく、すももとのエッチは浮きすぎていて、確かに蛇足だと思った。PS2版でフローラがヒロインに昇格したのはグッジョブとしか言いようがない。フローラ可愛いよフローラ。…失礼、脱線しました。あくまで石蕗君とすももの初恋が主軸なので、この作品に於ける魔法少女的な要素は、物語を盛り上げるための舞台装置でしかないと思う。だから、レトロシェーナとフィグラーレと言った世界観の説明を省略し、エンディングで用語解説してしまうと言う割り切り方もアリじゃないかな。予想よりSDキャラを多用してるように感じたけど、監督とキャラデザ(SD)が「φなるあぷろーち」コンビだから、その作風も出てるわけか。すももが石蕗君を好きになったきっかけや、しゃべるぬいぐるみに驚かなかった理由は後で掘り下げが入るよね?このままだと、原作より更に精神年齢が下がって激しくドリーマーな娘に(笑)。アスパラさんの登場が早いな。