TVA「CHAOS;HEAD」キッズステーション:10/14(火)24:00〜
リピート:明朝4:00〜、日25:30〜、全12話。キッズステーション「キッズくらぶ」内の、2008年10月 レギュラー番組リスト(PDF)より。
「ストライクウィッチーズ」第8話
今まで徹底してウィッチーズには男の影を匂わせてこなかったので、ミーナ隊長が元彼氏持ちで、戦争で恋人を失ったと言う設定は物議を醸し出しそうだ。まあ、前回のパンツ取り違い事件ですら、元ネタとなる史実が存在してたぐらいだし、今回は『リリー・マルレーン』をやりたいが為に、戦争で恋人と死別した悲しみを知るキャラとしてミーナ隊長が選ばれたんだろうけど。でも、大切な人を失う悲しみの辛さを他のウィッチーズに味わわせたくないからと言って、隊長権限で基地の他の隊員との過度の接触を禁止…不純異性交遊禁止令を出してしまうのは、明らかに私情が入りまくりで思慮分別に欠けるのではないだろうか?ゲルトの妹や、サーニャの父、祖国に残してきた友人など、それこそ大切な人は恋人に限ったことではないのだし。ミーナ隊長としては、坂本少佐に言っていた通り、失わない努力の表れなんだろうけどさ。ただ、このルールの存在が明らかになったことで、2話以降、カールスラント基地に来てからウィッチーズ以外の隊員が全く登場しなかった不自然さに理由付けされたのは良く考えられてると感心してしまったよ。恋人が散った地に残されたプレゼントを見つけたことで、突き放すだけではいけない自分の過ちに気付いて赤城の見送りを許可したのは、隊長としての正しいあり方を取り戻したようであった。300体以上への大量分裂型ネウロイとの戦闘シーンは、ひさびさに激しく動いていて、大胆なカットも満載で楽しめました。各キャラ固有の魔法スキルとしても、ミーナ隊長の超感覚とペリーヌの放電がお披露目に。現時点で固有スキルが判明してるのは、芳佳:治癒、坂本少佐:魔眼、ミーナ隊長:超感覚、リーネ:長距離照準、ペリーヌ:放電、シャーリー:超高速飛行、サーニャ:広範囲探索、エイラ:近未来予知、かな?エーリカ、ゲルト、ルッキーニはわからん。魔眼の能力に衰えが見えたり、ネウロイの破片でシールドを破られたりと、坂本少佐が魔力を失う前兆が。前回、焦ってないかとミーナ隊長が心配してたのはこのことか!最後にミーナ隊長が坂本少佐に銃を突き付けたのは、引退勧告と言うことでしょうね。坂本少佐なら一生を戦場に捧げる覚悟はしてるだろうから、ミーナ隊長も、脅迫まがいのことぐらいしないと辞めてくれないと思ってるからだろう。芳佳がもらった扶桑人形のモデルでもある扶桑海の巴御前こと穴拭中尉も、アニメ版の時代設定では20歳を越えてしまってるから、既に引退してるんだろうなあ。だから、英雄としてフィギュア化されたんだろうけど(笑)。次回は、坂本少佐の後継者の座を巡って、芳佳とペリーヌが決闘?
「乃木坂春香の秘密」第7話
ヲタク趣味が父親にバレて、家出した春香が裕人の家に転がり込んでくる⇒女友達ではなく主人公が頼られることで独占欲を満たしてくれると同時に、疑似同棲生活も体験。怖いから一緒に寝て欲しいとお願いされる主人公。朝起きたら朝食を作ってくれてる女の子…等々。2人の関係を冷やかされるのも忘れずに。父親は春香にとっての障害。世界的な大富豪は私兵を持っていて、それと互角に戦うメイドさんと、主人公の最狂姉。中身をろくに知りもせず、アニメ・マンガと言うだけで頭ごなしに否定する偏見丸出しの父親。春香のために、高らかとアキバ系を擁護し、正論で父親を言いくるめる裕人。巨万の富を築くにはそれなりの修羅場を経験してるはずなのに、なぜか都合良く、自分に面と向かって言い切ったヤツは初めてだと、一目置かれるようになる裕人。また、切り札として美夏が連れてきた母親は春香たちの味方。もちろん、お姉さんと間違われてもおかしくない童顔美人ママ。結果的には、雨降って地固まると言いますか、お互いの家族公認の仲に収まる話。これほど捻りもなく、お約束のテンプレートを切り貼りしただけで作ったような展開だと、ある意味凄い。次回は、奥手の裕人と、純粋無垢で鈍感すぎる春香の仲が一向に進展しないことにヤキモキして、耳年増な美夏が手取り足取り恋愛指南を実践してくれる話?