「鋼殻のレギオス」第11話
無意識で念威垂れ流しになってるへりを、水泳の練習で疲労させて念威の放出を食い止めようと画策するシスコン会長に買収されて、スパにやってくる十七小隊の面々と、れいほんストーカーの3人娘。一応、原作の短編がベースみたいだけど、2クール目からの『激闘編』に入る前の息抜き回だったようですね。「フルメタ」で言うところの“ふもっふ”みたいな内容で、キャラは壊れまくってたけど、ポイントを外してるシリアス展開に比べたら随分マシに感じた。あからさまなフェリ萌え回にしては、肌色分は圧倒的にニーナが多かったと言う。フェリは狼狽すると、中の人の演技が渚っぽくなるな。低周波風呂の喘ぎはご褒美ですが。有料テレビの時間切れで打ち切られる英会話の扱いが自虐ネタっぽくて噴いた。へりとれいほんのやり取りを追うカリアンの鋭い視線は、何か深い意図があるのかと思ったら、単にへりに付く虫を監視する重度のシスコンっぷりを発揮してただけかよ!汚染獣の攻撃を防ぐシェルターの壁すら粉砕してしまうへりの蹴りを喰らったカリアンは、骨折程度で済んだのなら感謝すべき(笑)。次回からはシャーニッド掘り下げエピソード。ようやく金髪縦ロール先輩の出番が。
「WHITE ALBUM」第12話
理奈の口から由綺のメッセージを聞いて自分の愚かさに気付いて泣いて、もう弥生さんとそう言うことはしないと決意したと思ったら、弥生さんの誘惑の前に冬弥の理性は数秒と持たず、泣きながら溺れていた。これはひどい。放送開始前のインタビュー記事で、冬弥が女性声優陣から総バッシング受けてた理由にようやく納得がいったわ。女性の涙が武器になるのは良くあるけど、メソメソ泣き虫で情に訴える男は鬱陶しいだけだ(笑)。そんなんで、コンサートのチケットを3枚も手に入れてしまう冬弥には、一度どうしようもないほど痛い目にあって貰わないとなあ。弥生さんと冬弥の関係を知った理奈が、参加することはできるわよね?みたいなことを言ってたから、弥生さん・理奈・冬弥の3人鉢合わせの修羅場が勃発するのかと期待したのに何もなかったのは肩透かし。冬弥にフラれた形の理奈が、由綺の手紙の内容を伝えることで当て付けみたいになってた。結局、2度目…理奈の意思では初めての解雇を喰らってしまったけど、この状態から、後半戦で理奈が入り込む余地があるんだろうか?激しく不安。冬弥は、弥生さんに言われて、自分は由綺の邪魔になるのではないかと思って距離を置いてたけど、由綺の方も、冬弥に依存している弱い自分を鍛える為に、自ら冬弥と距離を置く試練を課していたらしい。由綺は常に自分のことだけ考えていて、冬弥のことは大して思ってないように見えるのが一番問題だろう。一方、ストーカー田丸さんは、期待通り(以上?)の大活躍を見せて、舞台の小道具で美咲さんを刺して犯罪者になりました。美咲さん自身は、何故か冬弥の本をお腹に入れてたので助かりました。何だこのコント。彼氏面の彰は、美咲さんの心配よりも、冬弥の本に嫉妬してぶち切れてました。こいつももうダメだ。次回は前半戦最終回。どんな引きで終わらせるんだろう?