MOON PHASE 雑記

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「ひぐらしのなく頃に」第3話

原作ではプレイヤー=圭一であり、圭一の心理描写を詳しく書くことで、より恐怖心を煽ってるんだけど、アニメ版はその辺を削ってしまい、視聴者はあくまで舞台を第三者視点から眺める形(いわば最初から「皆殺し編」的な傍観者)なので、「鬼隠し編」本来の世界とはかなり違った印象を受ける。圭一から見た世界と、客観的に見た世界のズレがあってこそ成立する話なのに。ミステリーではなくホラーだと言うスタンスならば、これでも問題ないんですけど。原作未プレイで推理してる人にヒントを出すとしたら、今回見せられた映像そのものを疑え、かな? とにかく、恐怖物としては絶対不可欠な“タメ”が皆無だし、圭一が疑って、信じて、また疑って、と葛藤することもほとんどないので、圭一のKOOL度が限界突破してる気がするよ。「エンジェルモート」の制服は浮いてるなあ(笑)。それにしても、真実を知っていると、怖いシーンが全てギャグに見えてしまう仕様はどうしたものか(笑)。