MOON PHASE 雑記

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「うたわれるもの」第11話

突然のクッチャケッチャ侵攻により事態は急展開。オヤジさあああん・゚・(ノД`)・゚・。原作を知っていても、泣き叫ぶアルルゥとハクオロの『黙れ!』にやられて泣きそうになったよ。アバンにヤマユラの皆さんの平和な日常シーンを入れるのは罪作りな構成だよなあ。勘違いで全滅させられたヤマユラの人達に黙祷を捧げよう。オヤジが逝く間際やアルルゥの号泣シーンはもちろんのこと、それ以上に、錯乱するアルルゥを薬で眠らせて、エルルゥ自身もまたハクオロに抱えられて眠らせられるシーンの演出が、深い悲しみと痛みを如実に描いていて、今回の話の中では最も印象に残ったな。すぐに熱くなるオボロ、冷静なベナウィ、使者の帰還を支えたクロウ、國師としての仕事をこなすウルトリィ、酒を酌み交わすカルラ、そしてアニメ版では恐らく初めて心の底から激昂するハクオロ。それぞれのキャラがしっかり立ってるし、全体的な構成と温度低めに統一された演出が冴えていて素晴らしい。これならクッチャケッチャ編も上手く消化できそうだ。最初は敵側として、ようやくトウカが登場したんだけど、素直に喜べないエピソードなので辛いね。トウカの声は、まだ台詞が少ないので微妙な所だけど、悪くはないと思う。次回は吊り橋来るー!