MOON PHASE 雑記

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「うたわれるもの」第24話

・我らは終わらない戦いを続けなければならないのだ。なあ、我が半身よ。 … ディー
・どうして私を選んでくれなかったの?バイバイ、もう一人のお父様。 … ムツミ
このセリフと、ディーがゲンジマルを葬ったとき一瞬現れた姿を考えれば、ディーの正体にも自ずと気付く頃合い。Aパートのクンネカムン侵攻作戦は豪快に圧縮したなあ。完全に、ディーとゲンジマル、クーヤの物語に焦点を絞った構成。潔いと言えば聞こえは良いけど、あれだけ強かったアヴ・カムゥが一般兵に制圧されていたり、死体改造の伏線を張ってたのに放置されたカンホルダリとか、弱すぎる仮面兵とか、描ききれなかった部分は、ゲーム版をプレイして補完して下さい、と割り切ってる感じ。ディーの計らいで、一気に城まで転移したハクオロ達に、残りのメンバーが追い付くのも早すぎだし。狂ったハウエンクアは良いとして、ヒエンは見せ場をほとんど削られてしまったな。ハクオロとしての自我を保ったまま、ウィツァルネミテアの力を使い、ハウエンクアとヒエンを圧倒するハクオロ。ディー自身がハクオロと戦う事は許されないらしく、代わりとして、ついにカミュの内から呼び覚まされるムツミ。これで役者は揃った!ムツミの存在は、前回のハクオロの回想シーンで、実験体63号とアイスマンのテレパシー会話を入れておけば、もう少し分かり易くなってたかも。ディーと契約していたゲンジマルは、ディーに一太刀浴びせるもバラバラの肉片に…。それを目の辺りにしたクーヤは精神崩壊そして幼児退行・゚・(ノД`)・゚・ 更に追い打ちをかけるように、ムツミが『浄化の炎』を発動し、クンネカムン皇都炎上。力で全土統一を目論んだ国の末路は、想像を絶する悲惨なものとなりました。オンカミヤリュー族最大の禁術、攻撃衛星『アマテラス』への強制介入によるサテライトレーザー『浄化の炎』の演出がちょっと期待外れ。オープニングの方が格好良かったのに。破壊力も弱まって見える。次回はラス前、全ての謎の一挙ネタバレ回ですね。