MOON PHASE 雑記

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「うたわれるもの」第25話

相変わらず原作未プレイ組に対して説明不足の部分は推測で補完してもらうしかないだろうけど、原作プレイ組としては、どう考えても尺が足りない中で、ここまで上手く纏めてくれて正直驚いてる。特に演出の格好良さは、前回の『浄化の炎』のしょぼさを補って余りあるほどだった。Aパート最後の出撃シーンの盛り上がり方も、Bパートでムツミとハクオロの戦いに再び割って入るアルルゥの涙も素晴らしかったし、何より、ハクオロが記憶を取り戻し、エルルゥとの契約を破棄する所は、今まで描いてきたハクオロとエルルゥの関係全てを凝縮した最高のシーンだろう。本編の流れに話を戻すと、まずウルトの口から、始祖を現臨させたカミュの説明。それから、幼児退行してしまって、ハク〜オロ〜なクーヤのその後。決戦の地、オンカミヤムカイの地下で待ち構えていたムツミからは、カミュは自分の中に眠るいくつもの人格の一つだと、ウルトの説明を補足。でもって、カミュが使役していた謎のスライム…あれがオンヴィタイカヤンだとは誰も思うまい。ムツミを追って更に進むと行き止まりだが、エルルゥが常に身に付けていた髪飾りが反応して扉が開く。あの髪飾りが重要アイテムだって事も普通は気付かないよなあ。その部屋で再びハクオロの回想、そこで判明する事実は、アイスマンは実験のために氷の中から解凍された存在だと言うこと、地上は既に人間が生身では生きていけない状態だと言うこと。ミズシマさんの計らいで、ミコトと一緒に研究所を逃げ出すアイスマンと、たくさんの実験体。研究所でまだ眠っている実験体63号。一番重要な部分は最終回まで引っ張ったか。その最終回の予告が神憑ってた。しかし、神同士の戦い以外の情報は一切シャットアウト。多分、神の戦いを描きながら最後の回想、大封印、エピローグ、という流れだろうけど、ハクオロとヒロイン達との関係が原作とはかなり違う(ぶっちゃけ誰とも結ばれてない)から、エピローグがどうなるかだけは、原作を知っていても予想できないな。エルルゥとのラストだけは変わらなそうだけど。今回のムツミは見事にお色気担当だった(笑)。なんだあのけしからん乳揺れ描写は。思わずいつもより長文になってしまいましたが、後はもう、最終回を期待して待つのみ。